本大会の基調講演のテーマは「国連外交に関わる諸アクターと利益」です。
1国の政策を立案する上では様々なことを考慮する必要があります。本国の決定はもちろんですが、近年では非政府組織(NGO)や企業といったアクターも無視できないほどの力を持つに至っています。まさに、様々な利益が交錯して1つの政策になると言えるでしょう。
本講演では、国の政策にどのようなアクターがどのような影響を及ぼしているのかを検討し、参加者に政策立案とは何かということをもう一度問い直す機会にして頂ければと考えております。
尚、本基調講演をして頂く多湖淳先生(神戸大学大学院法学研究科准教授)は模擬国連のOBでいらっしゃいます。模擬国連として、そして、学者としてという双方の視点からこの問題を検討していただく予定です。どうぞご期待ください。
パネルディスカッション企画は、4日間にわたる大会最終日である、8月12日の閉会式前に、有識者の方々をお招きして行われます。約3日間の会議を経験した参加者の皆様に、国際社会についての見識をさらに深める機会を提供できればと考え、本企画を進めております。
本年度のパネラーとして以下のお二方をお呼びする予定となっております。お一人目は、昨年に引き続き、大阪大学法学部で国際政治や国連に関する研究を行われている星野俊也教授に参加をお願いしております。お二人目は、国際NGO団体Oxfam Japan(http://www.oxfam.jp/)で実務者として勤務されており、模擬国連OBである鈴木洋一さんをお呼びする予定です。
メインテーマとして、『対話による外交政策の実態および可能性』を掲げています。大会テーマである”対話の可能性”というものが、実際の外交政策の場ではどのように機能しているかについて、プロとしての視点からお話して頂く予定です。そもそもこのテーマを起用した理由には、模擬国連活動を超えた国際社会の舞台裏にある”原点”について考える場を提供できればという思いがあります。皆様もご承知の通り模擬国連は、国連での会議を模擬し、国連における国家の外交政策を疑似体験することで国際社会を考える活動です。なので、このパネルディスカッションでは、本メインテーマを通して、現実の国際社会と模擬国連活動との接点を見出して頂くことを主な目的と考えております。”模擬”の世界を超えた、実際の国連や国際問題の側面を、参加者の皆様それぞれの会議経験と比較して捉えられるような内容にしていきたいと考えている所存です。
上記メインテーマに加えて、サブテーマである『模擬国連活動と今後—模擬国連の将来への活かし方—』のディスカッションを予定しております。模擬国連参加者の多くが、国際問題に関連する職業や業界に興味があるということをよく耳にします。なので、本サブテーマにおいては、模擬国連OBである鈴木さんと研究者であり大学教員でもある星野教授から、模擬国連活動に関する貴重なアドバイスを頂ければと考えております。
参加者の皆様からの質問枠も設ける予定ですので、パネルディスカッションを通して生まれた皆様の様々な疑問や意見を投げかけて下さい。4日間の大会の総仕上げとなるような、有意義な時間を提供させて頂ければと強く思っております。ゲストのパネリストお二方と参加者の皆様とで、”対話の可能性”について検討する舞台になればと願っております。
会議が終了した3日目の夜に、大会参加者と事務局員を交えてささやかな交流会を企画しています。会議で仲良くなった人とより親交を深め、また他の会議の人との輪を広げ、「全国大会」という場を満喫していただけたらと思っています。なお、大会企画もまだまだ受け付けていますので、ぜひご応募ください。
今年の写真展は、国連改革、アフガニスタン情勢など、今大会の会議で取り扱う議題をテーマに開催します。写真を目で見て、1つ1つの写真(パネル)に付けられたディレクやNGOからのコメントを読んでいただくことで、会議をよりリアルに感じることができるのではないでしょうか? 各会議室外のロビーに展示していますので、会議の合間やレビューの時など、空いた時間にぜひ足を運んでみてください。
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