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参加者の声

第11回模擬国連会議関西大会の参加者より
私は、昨年の第11回模擬国連会議関西大会で、国連総会第3委員会の会議に参加しました。そこでは、各国大使・NGO代表を担当する、全国から集まった30人以上の学生たちとともに、『先住民の権利』について3日間におよぶ濃い議論を行いました。
議場には、大使・NGO代表の数だけ意見と政策がありました。私の担当国であったペルーは、先住民の権利の促進や保護に対して、特に積極的な立場を持つ国でしたが、自国と似たスタンスの国も入れば、相反するスタンスの国もありました。そのため、他国との意見の調整は一筋縄ではいかない作業でしたが、それも模擬国連の面白さであり、各国との交渉を通し、『先住民の権利』という議題について、その複雑さを実感すると同時に、より興味を持ちました。
私は、関西大会でラテンアメリカの国を担当し、現地に存在する先住民問題について学んだことがひとつのきっかけとなり、今年度からの大学のゼミではラテンアメリカに関する研究を始めました。
このように、私にとって昨年の関西大会は、新しい発見やきっかけなど、夏休みの大きな収穫を得ることのできた機会となりました。
西 麻由美
日本模擬国連日吉研究会所属 青山学院大学国際政治経済学部3回生
国連総会第3委員会 ペルー共和国担当


模擬国連」と聞くと難しそうですし、ましてその全国大会だと躊躇ってしまうかもしれません。模擬国連にあまり関わるチャンスがなかった方は「いつか見学してみよう」なんて思いながら、いつの間にか機会を逸してしまうこともあるでしょう。
私の大学には模擬国連がなく、初めて参加したのは全国大会でした。進行の流れも分からなかったのですが、周囲のサポートもあり、未だに楽しく続けています。昨年の関西大会では、国連総会第3委員会でタイ大使を務めさせていただきました。同じ学年の大使たちが豊富な知識と交渉技術で議場をリードしている姿を見て、非常に良い刺激を受けました。
関西大会では、全国から集まる優秀な大使と熱い議論を繰り広げることが出来ます。不安なこともあるかもしれませんが、上級生やフロント陣がしっかりとサポートしてくれます。魅力ある議題と出会い、新たな視点を得るために関西大会は素晴らしい機会を提供してくれるでしょう。
福岡 美由希
九州大学 21世紀プログラム課程3年
国連総会第3委員会 タイ担当