模擬国連活動の内容
国際連合では,現在192カ国の国家の代表が集まり、様々な国際的な課題について議論されています。
模擬国連とは、この国連の多様な国際会議を学生が模擬し、各学生が一国の大使として自国の利益を追求することにより現在の国際情勢を深く多角的に理解し、問題対処能力、交渉能力などを高めていく活動です。
模擬国連は,以下の3つの段階を通じて活動しています.
- 準備
- 各会議に大使として参加し行動するためには、あらかじめ担当国の政策を立案し、会議においてどのような動きをするかを考えておかねばなりません。そのために、議題や担当国に関する情報を調査・分析(リサーチ)することから会議の準備は始まります。各研究会・支部の通常活動では適宜勉強会も行われます。これらを基に、担当国の政策を立案、会議での行動を考えていきます。
- 模擬会議
- 実際の国連会議の進行に沿って、模擬会議は進められていきます。大使はスピーチ、文書作成、他国との交渉を経て、自国の国益に有利なように会議を展開させようと行動します。最終的には決議案の採決が行われ、会議は終了します。
- レビュー
- 会議を振り返り、自らの政策や会議での行動を反省し、実際の国連の会議に照らし合わせてさらに議題への理解を深めます。自らの成長の糧となる場です。