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このページでは,特に模擬国連会員ではない一般の方に向けて,模擬国連とはどのような団体なのか,そしてその活動内容はどういったものであるのかということを詳しく説明しています.

模擬国連概要

模擬国連活動は1920年代にハーバード大学で行なわれた模擬国際連盟会議にその起源を遡り、今や大学の授業の一環として扱われるなど、世界中の学生が参加している活動です。日本における模擬国連活動は、1983年に上智大学の緒方貞子教授(当時)の顧問の下に発足した模擬国連実行委員会を機に、現在では大学生のサークル活動として定着しています。本大会の主催団体は日本模擬国連です。2010年1月1日より、旧来の主催団体であった関西模擬国連と模擬国連委員会が一つに統合され、新しい体制がスタートしました。


 模擬国連会議では、ある国際問題に関連する国際会議を想定し、参加者が一国の大使として政策立案をして会議に臨み、担当国の外交戦略に基づいて利害関係の異なる他国の大使との交渉を繰り広げます。


この活動には、国際問題への理解のみならず、担当国の政策立案や外交戦略を立てるためのリサーチ、会議において多角的な外交交渉が求められるという点で、単なるディスカッションとは異なる特殊性があります。国際会議を擬似的に体験することで各国の政治的立場とその関係、そして国際社会の役割の限界と可能性を体感できる貴重な活動であると言えるでしょう。