| 名称 | 第13回模擬国連会議関西大会 The 13th Kansai Model United Nations Conference(KMUNC13) |
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| ウェブサイト | http://www.kansai-mun.org/kmunc13/index.html |
| 期間 | 平成24年8月19日(月)~8月21日(水) |
| 会場 | 会議会場:神戸国際会議場 宿泊施設:神戸ポートピアホテル |
| 参加者 | 223名(運営事務局員などのスタッフを含む) |
| 設定会議 | ・第2会期国連総会(GA-Ple Adhoc) 「パレスチナにおける将来の政府」 ・欧州理事会(EU Summit) 「欧州連合内の経済・金融危機に関する討議」 ・第68会期国連総会本会議(GA-Ple) 「新生、あるいは復興民主主義体制を促進、強化・定着させるガバナンスの取り組みへの 国連システムによる支援」 ・総会公開作業部会(SDGs) 「持続可能な開発目標」 ・安全保障理事会(SC) 「シリア情勢」 |
| 報告書 | こちらからダウンロードできます。 |
昨々年度以前の大会で行われた各会議の議題をご紹介します。
| 第12回模擬国連会議関西大会(平成24年) |
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| 第10回国際連合緊急特別総会 パレスチナ情勢 |
| 第67会期国際連合総会第1委員会 宇宙における軍備競争の防止 |
| 第67会期国際連合総会第2委員会 天然資源の扱いと国家主権 |
| 第21会期国際連合総会本会議 国連における中国代表権問題 |
| 第3次国連海洋法会議 国連海洋法条約策定における諸問題の検討 |
| 第11回模擬国連会議関西大会(平成23年) |
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| 国連安全保障理事会 「コソボ情勢」 |
| 国連総会本会議 「情報社会の発展」 |
| 国連総会第三委員会 「人権の保護と促進―死刑問題と性的指向・性自認の観点から―」 |
| 国連総会第三委員会 「先住民の権利」 |
| 第17回国連気候変動枠組条約締約国準備会合 「気候変動に関する問題 2013年以降の枠組みの創設」 |
| パリ講和会議国際連盟規約委員会 「国際連盟規約策定における諸問題の検討」 |
| 第10回模擬国連会議関西大会(平成22年) |
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| 国連安全保障理事会 「紛争終了後の平和構築」 |
| 国連総会本会議 「アフガン情勢」 |
| 国連総会本会議 「国連改革の促進―人権の推進と保護の観点から―」 |
| 国連総会第三委員会 「人権を侵害し、人民の民族自決権の行使を妨害する手段としての傭兵の使用」 |
| 国連刑事裁判所ローマ規定検討会議 「国際刑事裁判所規定の再検討」 |
| 第9回模擬国連会議関西大会(平成21年) |
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| 国連総会本会議 「国連システムによる民主化支援」 |
| 世界銀行EFA-FTIパートナーシップ会合 「持続可能な開発における教育」 |
| 生物多様性条約ABSによる臨時作業部会 「遺伝資源へのアクセスと利益配分に関する国際的枠組みの策定」 |
| "Present"「 Security Council」 「The International Criminal Tribunals - Promoting Rule of Law -」 |
| "Historical" 「Security Council」 「ルワンダ情勢」 |
| 第8回模擬国連会議関西大会(平成20年) |
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| 国連総会本会議 「紛争終了後の平和構築と開発」 |
| 国連総会第1委員会 「クラスター爆弾の国際的規制」 |
| 国連総会第2委員会 「食糧安全保障と遺伝子組み換え穀物」 |
| 国連総会第3委員会 「女性の人権としてのリプロダククティブヘルス/ライツ」 |
| 貿易関連知的財産権協定理事会通常会合 「医薬品へのアクセスと知的財産権」 |
| 第7回模擬国連会議関西大会(平成19年) |
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| 国連総会第1委員会 「カットオフ条約の検討」 |
| 国連総会第2委員会 「貿易と開発」 |
| 欧州理事会における政府間会合 「欧州憲法条約の検討」 |
| 国際刑事裁判所規程改正会議準備会合 「国際刑事裁判所規程の再検討」 |
| 文化的表現の多様性の保護と促進に関する条約第1回締結国会議 「文化的表現の多様性の保護と促進に関する条約の履行のための指針策定」 |
| 第6回模擬国連会議関西大会(平成18年) |
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| 国連総会第1委員会 「民間軍事会社の活動に関する問題」 |
| アジア太平洋経済社会理事会 「アジア太平洋地域における貧困削減」 |
| 国連難民高等弁務官事務所計画執行委員会 「難民の国際保護」 |
| 世界知的所有権機関総会 「知的所有権と開発」 |
| 第5回模擬国連会議関西大会(平成17年) |
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| 国連安全保障理事会 「国際の平和と安全の維持」 |
| 国連総会第3委員会 「開発と人権」 |
| 国連総会第6委員会 「国際テロリズム廃絶措置」 |
| アフリカ連合 「アフリカにおける地域安全保障」 |
| 第4回模擬国連会議関西大会(平成16年) |
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| 国連安全保障理事会 「国際の、特に中東における平和と安全の維持」 |
| 国連総会第1委員会 「核軍縮」 |
| 国連総会第6委員会 「人クローン個体産生禁止条約」 |
| 気候変動に関する国際連合枠組条約第10回締約国会議 「気候変動に関する国際的レジームの確立」 |
| 感染症とワクチンに関する世界保健機関特別会合 「感染症対策」 |
| 第3回模擬国連会議関西大会(平成15年) |
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| 国連安全保障理事会 「人道的介入のためのガイドライン策定」 |
| 国連総会第1委員会 「小型武器」 |
| 国連総会第2委員会 「環境と持続可能な開発─水供給と衛生─」 |
| 第5回世界貿易機関閣僚会議 「新ラウンド交渉の評価と自由貿易体制の行方」 |
| 第2回模擬国連会議関西大会(平成14年) |
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| 国連総会第1委員会 「全面核軍縮─核兵器のない世界に向けた新しいアジェンダの必要性─」 |
| 国連総会第3委員会 「国際先住民の10年の行動計画」 |
| 国連総会第6委員会 「国際テロリズム廃絶措置」 |
| 第1回模擬国連会議関西大会(平成13年) |
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| 国連総会本会議 「安全保障理事会の衡平な代表制と議席の拡大および関連事項」 |
| 国連総会第1委員会 「ABM制限条約の維持と遵守」 |
| 国連総会第2委員会 「開発融資」 |
模擬国連の会議で初めて出たのが関西大会、自分にとってこの会議は今も特別な思いがあります。 昨年行われた大会では『欧州理事会2011年第五回定例会議(EU首脳会議)』にオランダ担当として出席しました。この会議は現在もなお尾を引いている欧州債務危機に対し、EU加盟各国がいかに事態を打開するのかをEU加盟各国首脳とEUの機関が一同に会して話し合ったものです。
ギリシャの債務危機に端を発したこの問題、実は非常に多くの問題が絡み合ったもので、経済の知識の無い自分はリサーチの時点から確かに苦労はしました。 大会に参加するか悩んでいる方、国際社会について知識そこまで無いから不安だなぁと思っている方もきっといるかと思います。実は自分もその一人で、だからこそ大会を通して国際社会を知りたい、後悔の無いように会議に参加したいと思えました。模擬国連の会議は単なる知識バカでは通用しません、リサーチを通して理解した知識をいかに丁寧にわかりやすく説明し、議場の理解を得るかが国益に非常に大きく影響します。特に複雑な経済の話を説明するのは大変でしたが、その努力は結果として実りました。 関西大会は日本全国の研究会の人と知り合える絶好の機会です。動機は様々だと思いますが、大会に出てみようかなと思いついたが勝ち、ぜひ初めの一歩を踏んでみてください!
日本模擬国連早稲田研究会所属 早稲田大学3回生
欧州理事会2011年第五回定例会議 オランダ大使
乙名 優
大学に入学し、模擬国連の世界に飛び込み、初めて参加した全国規模の大会が去年の関西大会でした。その初参加の関西大会を一言で表すなら「再出発」という言葉を私は選びたいと思います。
「再出発」とはどういうことなのか?
私が参加した会議には、簡単に言えば、「すごい人」が大勢参加していました。初めての全国大会ということで意気込んでいた私は、会議初日にそのあまりの実力差にたじろいでしまいました。要するに、挫折です。
しかし、同時に、悔しさや挑戦欲求が私の中に芽生えてきました。「どうしても、あの先輩を納得させたい。」その思いが残りの会議時間、私をつき動かしていました。要するに、挫折が推進力に変わったということです。
夏という、ひと段落した時期に行われる関西大会はひとつの区切りになります。しかもその区切りは、自分が思っているよりも大きく、かけがえのない一区切りになります。私の場合、その区切りが、挫折とそこから芽生える成長欲求となったわけです。
関西大会という区切りの後、私の気持ちは大きく変化していました。「模擬国連という活動を通して成長したい。」遊び感覚でやっていた活動が、成長の道具へと転化し、自分の大学生活のリスタート、つまり、再出発となったのです。
関西大会への参加は、必ず、自己に眠る成長欲求を刺激します。今年も、その刺激を求め、またさらなる「再出発」を求め、関西大会に出場したいと心から思っています。
日本模擬国連京都研究会所属 京都大学2回生
持続可能な開発目標に関する総会公開作業部会 オーストラリア大使
山城 拓郎
(SOCHIUM, SSGALN, AU-PSC, GA-PL, ...。)興味ある議題を並べ立て、出たい会議に優先順位を付け、国割の希望を考えて...。去年の今頃も同じことをしていたと、1年前に思いを馳せながら、今年の大会参加への思いも叶わず、異国の地でこの執筆をさせて頂いております。
第13回関西大会で最も印象深かったこと。それはホテルに到着した直後のエスカレーター越しに見えたロビーでの光景でした。そこにはそれまでに見たことがないほどの数多くの、そして“色々”な意味で手強そうな大使の皆様が会しておりました。この時の関西大会は私にとって模擬国連会議の初めての全国大会であり、ロビーに着く前までは準備不足を後悔し、自分に一体何ができるのだろうかと、唯々不安で仕方がありませんでした。しかしながら、その光景を見た瞬間、それまでの不安が興奮へと一変したことを今でも鮮明に覚えています。
日本模擬国連とは不思議な組織で、全国各地に研究会や支部を抱えており、その土地柄や構成されている大学、集まって来る人々によって、各研究会・支部には特有の色が生み出されています。それが混ざると、一体どのような色になるのか。勿論、人それぞれにも違った色があり、どのような色に出会うことが出来るのか。そして、その中でどれだけ自分の色というものを出せるのか。また、どのような新たな色を自分の中に加えることが出来るのか。そのようなことを考えただけでわくわししてきませんか。去年の私はそうでした。
会議を振り返ると、正直何も出来なかった、という一言に尽きます。会議は混沌として、目眩く“色”の世界でした。しかし、その中で、それまでに気づけなかった色を自分の中に見出し、また、もっとその色を確かなものにしたい、更なる色を得たいと欲が出ました。そこからまた新たに、次の会議に目を向けるようになったのです。
“色” は、会議内に限ったことではありません。大会で出会った参加者の方々とは今でも交流が続いており、この異国の地でも連絡を取り合わせて頂いております。頭の切れる、とても風変りな素敵な方々から未だに刺激を受けるに尽きることがありません。
私にとって、去年の関西大会とはこのような“色”の世界でした。今年の関西大会は、皆様にとってどのような色になるのでしょうか。この夏、大会に出て確かめられること、大変羨ましく思います。皆様にとって素敵な“色”に出会えますように...。
カリフォルニアの片田舎より
日本模擬国連早稲田研究会所属 学習院大学(留学中)2回生
第68会期国連総会本会議 メキシコ大使
南 萌嘉