会議概要

議題

Appeal from the Chinese Government under article 15 of the Covenant 国際連盟規程第15条にもとづく中華民国政府の提訴について

会議設定

設定会議国際連盟特別総会(1933年2月24日)
募集人数 最大28ヶ国(56人)
会議監督藤川正志 (大阪大学文学部3年)
副会議監督長尾碧  (神戸市立外国語大学国際関係学部3年)
議長冨山寛大 (一橋大学商学部3年)
秘書官桑島美幸 (慶應義塾大学商学部4年)
坂井良輔 (神戸大学法学部3年)
報道官 長尾碧  (神戸市外国語大学国際関係学部3年)
使用言語英語・日本語/日本語/日本語
(公式/非公式/決議)

 

国割

※すべてペアデリゲイツ

国名

Australia

Belgium

Canada

China (Republic of China)

Colombia

Czechoslovakia

France

Germany

Guatemala

Hungary

Ireland

Italy

Japan

Lithuania

Mexico

Netherlands

Norway

Panama

Peru

Poland

Portugal

Spain

Sweden

Switzerland

Thailand (Siam)

United Kingdom (British Empire)

Venezuela

Yugoslavia

 

議題概要

議題背景

私の会議では参加者の皆様に『選択』の重みを実感していただきたいと思います。
あなたはどのような未来を望むのか?あなたたちはどのような未来を選択するのか?
満州事変をめぐる国際連盟の議論を体験する中で
より良き未来をめぐり“葛藤”し、“議論”し“決断”していただきたいと思います。


この世界が第二次世界大戦へと突き進むに当たって大きな転換点となった、満州事変の勃発とそれに対する国際連盟の対応、そして日本の国際連盟の脱退……

皆さんはそして、この一連の歴史過程についてどのような思いを抱いていますか?
この事変をめぐる交渉の裏側には、各国・各機関・各外交官のさまざまな思惑、理想が存在しました。そして、事変をめぐる国際連盟の対応は、国際社会における理想主義と現実主義の葛藤を描き出しました。

当時のイギリス政府代表であったセシル卿は、当時の状況についてこのように述べています。

Noel Baker Memorandum 5 July 1993 Cecil papers
「連盟の力や威信がこれほど低下したことは、かつてなかった」
「それまで「ほとんど成功の一途」をたどってきたこの組織にとっての「転換点」であり、決定的な時期であると広く考えられるようになった。」
「連盟の理事会や総会の行動のみならず、連盟規約の寄って立つ基本的な道徳的・政治的概念がはじめて強力かつ断固たる挑戦に直面することになった」A Histroy of the league of Nations 1967 P465・499

『満蒙権益は生命線である』と謳い、満蒙権益の死守を目指した大日本帝国…
しかし、その内実もまた、内閣・外務省・議会・陸軍・海軍など様々な思惑が入り乱れるものでした。

満州国の建国と日本による軍事侵略に断固反対した中華民国政府…
かれらの内部も、対連盟提訴路線と対日直接交渉路線の争い、その裏には中国国民党の内部抗争がありました。さらには中国共産党もその勢力を徐々に盛り返しを見せつつありました。

あくまで国際連盟憲章の理念を順守することを訴えた東欧・ラテンアメリカ諸国

友好国であった日本への妥協と、大国としての連盟憲章遵守の義務の板挟みにあった大英帝国と英連邦諸国

そして、ソ連やアメリカによる連盟の外側からの圧力

かれらが議論の中で何を主張し、どのような選択をしたのか……
そして、その選択は果たして正しかったのか……

それを決めるのは、この会議に参加する貴方自身です。


会議テーマ

テーマ:葛藤と選択 そして未来


キーワード:過去に対する想像力、未来への影響を考える想像力、選択する力、能動的・受動的に伝える力、英語スピーチ


学校の授業につかれた休日前の夜、友達と飲み会に行くのか、模擬国連のリサーチをするのか…… これも貴方にとってはひとつの選択です。
日々の生活であれ、国際会議に参加する各国の大使であれ、我々は皆、絶え間ない選択を強いられ続けているといっていいでしょう。

そして、過去に生きた人々は、時に大きな選択をし、時に大きな成功を収め、時に大きな失敗を犯しました。この成功と失敗(両者は必ずしも2分しうるものではないが)を判断するもの、言い換えるならば過去の選択を見つめ、その意義を導き出すのは誰でしょうか。
言うまでもなく、それは未来に生きる者達だと私は考えています。

第二次世界大戦の終戦から69年を経た今、日本は大きな岐路に立たされています。
いつ緊迫してもおかしくない日本と近隣諸国との関係、日本の国連平和維持活動におけるあり方の模索…
現代に生きる私たちもまた、激動する国際情勢の中で自らの命に関わる出来事への選択を強いられ続け、何が本当に正しいのかを常に考え続けなければならないのです。

しかしながら、今の私たちは本当に『正しき選択』を導き出す能力を持ち合わせているのでしょうか?そもそも『正しき選択』とは何なのでしょうか?そんなものは存在するのでしょうか?
私たちには残念ながら未来のことはわかりません。しかし、私たちは過去に生きた人々が積み上げてきた歴史を吟味し、それを未来に活かす力を持ち合わせています。

現代の日本が、そして国際連合を中心とした国際社会の秩序が形成される大きなきっかけとなった、国際連盟の成立とその盛衰、その一つの大きな転機となった満州事変の発生と国際連盟の対応……
私の会議では、世界の未来を動かす選択をするであろう皆様に、国内外の数々の利害対立に葛藤しながら、一つの選択を下す国際連盟の大使団として『満州事変』という問題に取り組んでいただきたいと思います。
歴史を変えるのであれ、歴史をなぞるのであれ、あなたの、あなた方の選択と、そこから生まれる未来を描き出す過程の中で、世界がよりよい選択を行うために何ができるのかを考えていただければ幸いです。

肯定的な側面であれ、否定的な側面であれ、未来である今現在から見た『歴史(過去)』は貴方の選択を助ける、良きナビゲーターとなってくれることでしょう。

会議で得て欲しい力:相手との関係の中で生きた『伝える力(伝わる力)』を養う

会議理念とは別に、学術的・模擬国連的視点を超えて、将来の社会を生きる人材として参加者に得てほしいものがあります。
それが『伝える力(伝わる力)』です。私たちは、相互のコミュニケーションなしでは生きていけません。また、社会に生きる中で自らの考えを効果的に相手に伝え、相手と議論を交わさねばならない場面にも当然出くわすでしょう。

では、この『伝える力(伝わる力)』とは一体どのようなものなのでしょうか。ただ一方的に尤もらしい論理をならべて、相手を論破できることが、即ち『伝える力』を持ち合わせていることを示すのでしょうか。
私は、伝える力(伝わる)には次の2種類があると考えています

『① 自らの意見を形成し、相手を動かしていく力(能動形の伝える力)』
『② 相手の意見を受けたうえで、自分の主張を伝える力(受動形の伝える力)』

すなわち、議論においてはただ自分の主張を述べ続けるのではなく、自分と相手との相互作用の中で「何を為すべきか(議論の目標)」を常に考え続ける必要があるでしょう。

私たちの会議では、英語によるスピーチとQAセッションを導入し、
スピーチの中では
『リサーチに基づいた自国の意見形成』⇒『自国の意見を最も効果的に伝える方法を考え、原稿を構成する』⇒『効果的に自国の意見を伝える』
以上のプロセスを明確に意識した、各国の主張形成を行う中で『能動系の伝える力』を養うとともに、

QAセッションをとおして、
『相手の意見を吟味する』⇒『相手の意見を踏まえた自分の意見(批判・賛同など)の形成』⇒『効果的な意見の主張方法の模索』
のプロセスを経て『受動系の伝える力』を養っていただきたいと考えています。

また、スピーチに英語を取り入れることで、国際社会への指向が高い模擬国連競技者のニーズに応え、英語でも自らの意見を主張できるスキルを獲得していただければと思います。

※もちろん、英語に苦手意識を感じている参加者もいらっしゃるかと思います。
しかし私は、この会議が英語に苦手意識を抱えている人に挑戦する第一歩になると考えています。そして、苦手に挑戦する上で、英語スピーチの校閲やスピーチアドバイスをフロントから積極的に行って参りたいと考えています。

会議監督からのメッセージ

基本的に、私達の会議には会議理念や目標に共感を覚える方、またそうでなくとも自分なりの理念をもって歴史会議に臨みたいと考えていらっしゃる方は全て大歓迎です。
ただ、会議選びの参考に、私達が思うこの会議に参加して楽しめる方を挙げてみます。

① 歴史が好きな人
② 歴史を動かす瞬間を疑似体験してみたい人
③ 模擬国連特有の大味な議論ではなく、緻密な外交分析を行った上でのリアルな交渉を体験したい人
④ 英語力を伸ばしたいと考えている人
⑤ 『国益』とは何かについて深く考えたいと思っている人
⑥ 意見の衝突や議論が楽しくて楽しくて仕方のない人
⑦ ダンディなフロント勢に会いたい人(笑)

皆様のご参加心よりお待ちいたしております。

会議監督紹介

藤川 正志(ふじかわ ただし)
兵庫県神戸市出身。大阪大学文学部人文学科日本史学専修3回(休学中)、神戸研究会老メン
いつの日か宇宙塵になることを夢見る(藤川暦で)18歳のオッサン。
大学では日本史学(特に近代史)を勉強し、民衆運動や労働運動に興味を持ってているが、最近は史料に囲まれる日々からエスケープして社会学や心理学を勉強している模様。なおこのディレクター、子鹿である。
仇名はパパ⇒ダディ⇒ダディ汚⇒ダーティーダディ⇒汚⇐今ココ!!
気軽に話しかけてくださいね~~(FBの申請も待ってます。)
PC:tadashi.fujikawa0213mun@gmail.com

 

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ディレクにとってのもぎこくライフ

  1. ①模擬国連を始めたきっかけはなんですか?
    突然の勧誘。熱い研究会アピールに根負け
    友人づきあいを大事にしているうちに足を洗えなくなる……

     

    ②これまでに参加した中でも印象に残っている会議と、その理由を教えてください。
    2012年 模擬国連関西大会 国連総本会議で中国代表権問題を議論した会議です。
    己の無力を痛感したこと、偉大な先輩方の実力を目の当たりにしたこと、模擬国連の可能性を感じたからですね。

     

    個人的に関心が高い議題やジャンルはなんですか?
    今の時点では特に興味関心を絞らないようにしていますが、どんな設定であれ歴史会議には興味があります。

     

    ④あなたが経験した、模擬国連における「成長」とは?
    自分の力で人を巻き込んで話ができるようになったこと。
    議論の中で自分の意見を述べるだけじゃなくて、人の意見を吟味し、その良し悪しを考える中で、相互のコミュニケーションを大切にした議論ができるようになったこと。

     

    ⑤模擬国連をやっていてよかったなと思うことと後悔したこと(笑)を教えてください。
    よかったこと:全国にトモを獲得できたこと
    後悔したこと:模擬充しすぎて学部の勉強が疎かになったこと


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今大会について

 

  1. ⑥今回、会議監督をやろうと思った理由はなんですか?
    DGのりんけいちゃんが可愛かったのも理由の一つですが、これまでの模擬国連活動の集大成として、自分が学んできたことを会議をつくる中で試したいと考えからです。

     

    ⑦会議作りでいちばん楽しいことと苦労することを教えてください。
    楽しいこと:過去の史料にどっぷり囲まれて過ごす日々は楽しいです。
    苦労すること:BG執筆中の目の疲れ

     

    ⑧大会期間中でいちばん楽しみなことや期待することはなんですか?
    会議参加者の成長!!!!
    それとなんといっても
    会議後の飲み会!!!

     

    ⑨自分のフロントを一言で表してみてください!
    冨山くん⇒じーさん
    桑島さん⇒黒船でやってきた従姉妹
    みどみど⇒妹(腐女子)
    坂井⇒みんなのお母さん

     

    ⑩最後に、今大会への意気込みをどうぞ!
    全身全霊全骨全肉全血をかけて会議に望みます。
    参加者の皆さんからの会議に対する意見・質問も大募集していますので、遠慮なく連絡をくださいませ。


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他己紹介


★フロントのみなさん一人ずつお願いします!

 

【副会議監督・報道官】長尾 碧(ながお みどり)
三重県出身 神戸市外国語大学外国語学部国際関係学科3年、神戸研究会旧メン

 

【議長】冨山 寛大(とみやま もとひろ)
神奈川県出身 一橋大学商学部経営学科3年、国立研究会老メン

 

【秘書官】桑島 美幸(くわじま みゆき)
神奈川県出身 慶應義塾大学商学部商学科4年、日吉研究会神メン

 

【秘書官】坂井 良輔(さかい りょうすけ)
広島県出身 神戸大学法学部法律学科3年、神戸研究会老メン

 

①あなたから見て、ディレクはどんな人ですか??

失礼な言い種かもしれませんが、興味に尽きないお方です。
私は藤川さんと同じ研究会の後輩もぎこっかーとして間近で、一年間を通してたくさんの刺激を受け、経験を積ませていただきました。常に容赦なく、次々に行動を起こしていくその姿は当時新メンであった私にとって大きな目標であり、旧メンになった私にとっては越えるべき壁であり、とても尊敬しています。藤川さんはいい意味で油断のならない先輩です。少しでも気を抜くとすぐそこを隙に政策の痛いところを突かれてしまいます。
研究会の前期会議や去年の全日本大会でとてもお世話になり、またこのような形で、同じ会議の、しかもフロントとして関われることを本当に光栄に思います。
しかしうってかわって打ち上げなどのお楽しみ企画では、筆切に尽くしがたいファンキーさで見る者全ての心を陥落させるパフォーマンスを披露してくださるなど、本当に interesting な先輩です。(長尾)

 

実は藤川くんとは模擬国連以外の場で知り合いました。2年前の夏、英語ディベートのセミナーでのグループワークで同じグループとなったことがきっかけで、そのときの第一印象といえば、真面目・熱い・鋭い、といったものでした。グループワークでの意見の出し合いでは情熱的に熱弁を奮っていました。
次に藤川くんと出会ったのは去年の関西大会です。同じ会議に参加することになったわけなのですが、そのときの印象は第一印象と異なり、面白い・面白い・面白いと、とにかく面白いのです。口調やら動きやらで落ち着きをふりまき、相手の主張をやんわりと取り込んでいく包容力を感じました。
そして今年の関西大会は3度目の出会いとなります。この前のフロントミートで3度目の再会を果たしたわけですが、第一印象・第二印象も間違いではなかったというのが結論です。彼は相手に優しい印象を与えます。そして温かみの感じる交流を深めてくれます。一方、何かトピックがあれば目は一変。鋭い指摘をします。その背後には壮大な思考を巡らせています。私は藤川くんとは、長い知り合いではありますが、長い付き合いをしているわけではありません。ですからあまり彼のことを語ることはできないのですが、「温かい雰囲気」と「鋭い熱弁」を持ち合わせていることは事実でしょう。(冨山)

 

藤川くんは、腰の低いサラリーマンです。何か褒めたりすると謙虚な反応して、指摘・アドバイスするととても丁寧に対応してくれる、「いいやつ」です。言葉遣いも社会人かよと思うレベルできっちりしていて、とても年下のようには思えません。ただ、慌てると色々崩壊しちゃうので、まだまだ可愛い後輩だなぁって思っています。笑(桑島)

 

面白い人だなといつも思います。彼は礼儀正しく真面目で、後輩思いの優しい男です。模擬国連にかける情熱も人一倍で、その熱さにはいつも圧倒されます。そして、彼はオンとオフの切り替えが上手で、彼がいると場が和みます。笑(坂井)

 

②大会への意気込みや、参加者へ一言!

関西大会は私にとってとても思い入れのある大会なので、デリとは違う立場で関われてとてもどきどきします。
私から言うのもおこがましい話ですが、この会議、改めて世界や日本の歴史を学ぶということについても考える機会になったらいいなと思います。スマホもPCもメールもない、今ほど交通網も発達していない80年前の世界に、大使の皆さんと一緒に飛び込んでいきたいので、どうかよろしくお願いしますね!(長尾)

 

面白そうな(というより壮大な)会議構想を立ててくれた藤川くんと一緒に会議を作ることになって光栄に思います。以前より会議設計を行う機会は多々ありましたが、このような晴れ舞台の一部を自分の力で携わることは初めてで少し恐れおののいております。しかし、関西大会に参加する方々が期待している以上の成果を提供し、いわゆる顧客満足度を満たし切るような会議設計・議事進行をやっていくつもりです。どうぞよろしくおねがいします。(冨山)

 

私にとって、最後の関西大会なので、最高の会議にしたいと思っています。最終日に「あーいい仕事したなぁ」と思えるように全力を尽くしますので、どうぞよろしくお願いします!(桑島)

 

藤川君の会議に携われて本当に光栄です。最高の会議を作るお手伝いができるよう、最大限努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(坂井)

国選びのポイント

満州事変での国際関係

 

国・グループについて

日本 
当事国。満州事変による国際社会の非難を浴びながらも、少しでも自国に有利な状況の達成を目指す。

 

中国 
当事国。国際連盟規約の下日本を提訴し、対日勧告案の採択と日本への厳正な処罰を求める。

 

英国・英連邦(オーストラリア・カナダ)
日中両国と大きな利害関係を持つ。極東に於ける自国の権益の維持とそのための極東の平和の達成を目指す。

 

常任理事国 
それぞれ、日本・中国との利害関係は様々であるものの、極東における自国の利益の確保とそのための極東の安定を求める。

 

東欧諸国
小国ではあるが、国際連盟規約の遵守を訴え日本への厳正な処罰を求める。しかし背後にある英国や他のヨーロッパ強国の意向を無視することはできない。

 

ラテンアメリカ諸国
小国ではあるが、国際連盟規約の遵守を訴え日本への厳正な処罰を求める。しかし背後にあるアメリカの意向を無視することはできない。

 

こんな人におすすめ!

国名(グループ名)

その条件

日本

どれだけ非難されても、逆境に陥っても諦めない人。日本の政治状況について精緻なリサーチをしたい人

中国

批判のスキルを向上させたい人。

英国・英連邦

議論の進行や、グループ間の調停・仲裁などを担当したい人

常任理事国

議論の進行や、グループ間の調停・仲裁などを担当したい人

東欧諸国

国際社会の現実と理想について深く考えたい人

ラテンアメリカ諸国

国際社会の理想と現実について深く考えたい人