会議概要

議題

Sustainable Forest Management
~progress, challenges and the way forward for the International Arrangement on Forests~持続可能な森林経営~国際的な森林枠組に関する進捗、課題及び進むべき道~

会議設定

設定会議第11回国連森林フォーラム
募集人数21名
会議監督白石智宙 (同志社大学政策学部3年)
議長加島智子 (同志社大学文学部3年)
秘書官海老名光紗(御茶ノ水大学生活科学部2年)
報道官中村裕太 (東京大学教養学部2年)
使用言語日本語/日本語/日本語
(公式/非公式/決議)

 

広報ビラ

UNFFの広報ビラはこちらからご覧ください。

 

 

国割

※Free枠あり。下部参照。

国名

Australia

Austria

Brazil

Canada

China

Cuba

Finland

France

Germany

India

Indonesia

Japan

Malaysia

Mexico

Norway

Russian Federation

South Africa

Turkey

United Kingdom

United States of America

Free  ※参加者が応募の段階で自由に選択できる国の枠です。
       詳しくは今会議の「国選びのポイント」をご覧下さい。

 

議題概要

議題背景


我々はどんな未来を作るのか?

今会議の議題の背景は、森林問題への取り組みに関する国際的な条約の策定です。それに向けた歩みは1992年の地球サミットから始まり、2015年に開かれる今フォーラムにおいて23年目を迎えましたが、未だそのゴールは見えていません。

今フォーラムは、2001年に国連森林フォーラムが始まってから14年にわたって積み重ねられてきた議論の上に成り立っており、諸国の利害関係により策定に失敗し続けてきた森林条約を含む、森林に関する国際的な法的枠組みの今後の在り方を決めるものであります。
それは同時に、森林に対する国際社会の今後の在り方を、更にはこの世界の森林の未来を決めるものと言っても過言ではありません。森林条約は必要なのか。必要でなければ、今後国際社会は森林に関してどのような枠組みの下、そのような取り組みをしていくのか。

このような議題背景の下、今会議は開催されます。


会議作成理由

今会議を作成した理由の一つは、会議テーマのところでも書いたように、僕の考えるモギモギする面白さである“気づき”と“交流”を、会議を通して参加者各人に得てもらうと同時に、各人なりの“モギモギする面白さ”を考える一助としてほしいとの想いからです。
そのため今会議の議題は、その想いを実現するべく、参加者全員で未来を創っていく「未来会議」と協働が求められる「枠組作成」を特徴とするものにし、会議の構成を含めて、参加者各々が主体的に会議に参加できるものとしています。

また二つ目の理由としては、個人的な理由ですが、森林問題を参加者の皆さんと一緒に考えたいとの思いからです。故に、森林問題に興味があるだけでも、今会議は面白いと感じてもらえるはずです。


参考文献・URL

会議テーマ

テーマ:「モギモギする面白さ」


キーワード:対立と協調・森林条約・参加者との交流・新たな気づき・モギモギする面白さ


 

“モギモギする”とは何でしょうか?一般には「模擬国連の会議に参加し、担当国の大使として色々な方法で会議を楽しむ」といった意味で使われていると思います。そして、そこから見出される面白さは人それぞれでしょう。しかし、“モギモギする”とは、これだけに留まるものではないはずです。 会議を模擬国連の活動の一環として捉えることで、今大会において言えば、関西大会の要素の一つとして捉えることで、その捉え方は変わってきます。捉え方が変われば、それに向けての姿勢や得られるものも変わるでしょう。

僕は会議のコンセプトとして、モギモギする面白さを「気づき」と「交流」としました。これは、会議の中身を楽しむだけではなく、会議というインフラを通して、参加者各々が自分の知らなかったことや他の人の言動から新たな気づきを得ると同時に、他の参加者たちと大使として以上に交流し、多くの出会いをしてほしいとの想いがあるからです。 これが、僕の考える会議を模擬国連活動の一環として捉えることであり、今会議のテーマです。

一方で、逆に言えば“モギモギする”前提には必ず会議が存在します。 それは、モギモギする面白さを得るために必要不可欠なものであると同時に、モギモギする面白さそのものでもあります。
今会議は、会議のテーマに基づき、議題とコンセプトを織り込みながら、作成しました。是非、会議を通してそれらを感じてもらえればと思います。


会議監督からのメッセージ

模擬国連の会議は、単なる実際の会議の焼き増しとは異なる、参加者とフロントの作り出す“模擬国連会議”です。
僕は今会議に、僕の考える面白さ、言うなれば“僕らしさ”を盛り込みました。あとは参加者の皆さんが、各々の“自分らしさ”を持って来てください。
そうすれば、一期一会の模擬国連会議が出来ます。それはきっと面白いものになっていることでしょう。 また、上でも述べたように、今会議では“気づき”や“交流”をコンセプトとしています。
そのため、会議の内容もさることながら、レビューや意見交換会、会議外交流企画のような機会も設け、それらが得られるように工夫しています。
「○○な参加者を求む」ということはありません。
あらゆる皆さんの参加を、フロント一同、心よりお待ちしております。

会議監督紹介

白石 智宙(しらいし ちひろ)
愛知県名古屋市出身。同志社大学政策学部3回生、京都研究会老メン。大学では、文化政策・観光政策・経済学を学んでいます。

最近は、旅に出たいなと思っていますが、一方でやるべきことが山積みでなかなか実現できそうにありません。
PC:scientia2520@yahoo.co.jp

 

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ディレクにとってのもぎこくライフ


①模擬国連を始めたきっかけはなんですか?
僕が一回生の時、新歓でもらったビラの“国連”という単語に惹かれて、体験会議を訪れたのがきっかけでした。それ以来、二回生での運営を経て、三回生で関西大会の会議を作るに至ります。

 

②今までに参加した中でも印象に残っている会議と、その理由を教えてください。
一回生の時の関西大会の海洋法会議と、二回生の時の全日本大会の水会議です。どちらも思い出に残っている会議で、そこでの経験は今会議を作るきっかけとなり、その礎にもなっています。

 

③個人的に関心が高い議題やジャンルはなんですか?
基本的に、どのような議題やジャンルでも、新たなものが得られるのであれば、関心は高いです。しかし、特記するのであれば、文化に関連する会議でしょうか。

 

④あなたが経験した、模擬国連における「成長」とは?
僕は未だ、成長を経験したとは思っていませんが、会議を通して、他の人との対比の中で自分を客観的に観察したり、相手の話を理解したり、自分の主張を伝える術は多少は身についたかなと思います。

 

⑤模擬国連をやっていてよかったなと思うことと後悔したこと(笑)を教えてください。
模擬国連をやっていて良かったことは、多くの人との繋がりができたこと、そこで受ける知的刺激が色々なもののインセンティブとなったことです。後悔したことは、今まで参加したほとんどの会議での自分の会議行動ですね(笑

 

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今大会について


⑥今回、会議監督をやろうと思った理由はなんですか?
これまで多くの会議を経験してきて、自分の中に自分の理想とする会議というものが醸成されていきました。それを実現させる機会として、今大会の会議を引き受けた次第です。

 

⑦会議作りでいちばん楽しいことと苦労することを教えてください。
一番楽しいことは、自分の頭の中で構築していた会議が、作業を進めるにつれて、形となって表れてきたことです。苦労することは、自分の手で数多の資料の中から必要な情報を集めて編集することです。

 

⑧大会期間中でいちばん楽しみなことや期待することはなんですか?
何より、今会議に参加してくれる皆さんと出会い、交流することです。そして、参加してくれた皆さんが、有意義な時間を過ごしてくれることです。

 

⑨自分のフロントを一言で表してみてください!
四葉のクローバー

 

⑩最後に、今大会への意気込みをどうぞ!
僕の模擬国連人生の集大成となる会議になると思います。是非、一緒に楽しく有意義な時間を過ごしましょう!

 

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他己紹介


★フロントのみなさん一人ずつお願いします!

 

【議長】加島 智子(かしま ともこ)
京都府出身 同志社大学文学部英文学科3年、京都研究会老メン

 

【秘書官】海老名 光紗 (えびな ありさ)
兵庫県出身 お茶の水女子大学生活科学部人間生活学科2年、早稲田研究会 旧メン

 

【報道官】中村裕太(なかむら ゆうた)
京都府出身 東京大学教養学部理科一類2年、駒場研究会旧メン

 

あなたから見て、ディレクはどんな人ですか??

武士!!(加島)

会議の構成にも熱心で、頼れる人です。(海老名)

見た目穏やかでも頭はフル回転してる人!(中村)

 

②大会への意気込みや、参加者へ一言!

模擬国連会議の楽しさに加え、会議を通して得ることの出来る、人とふれ合う楽しさを、皆さんにお届けしたいと思います^ ^
皆さん、一緒に思い出に残る会議を作りましょう!(加島)

初めての方でも、失敗を恐れず、積極的にアプローチしていって下さい。セクレタリーとして、できる限りのサポートをしていきたいです。(海老名)

参加される皆さんの活躍を大会全体にお伝えできるよう頑張ります!一緒に会議を楽しみましょう!(中村)

 

国選びのポイント

UNFFにおける国際関係

※ここで述べられている各国のスタンスは、実際の会議での各国の行動を制限するものではなく、これまでのフォーラムで見られた各国の言動に基づいて作成された、飽くまでも国を選ぶ際の大まかな目安に過ぎないということを念頭に入れておいてほしい。

 

 

※今会議では、特例として一か国のみ、上記の国以外に参加者の希望する国を国割りとして認めるという制度を設けている。この制度を利用したい人は、国割りの第一希望にFree:(国名)と記入し、その国を希望する理由を記入してほしい。この場合、第二希望以降の国割りも、通常の国割りから選んで、記入する。というのも、この制度で認める国は一か国のみであるため、希望理由に基づいて選考を行い、惜しくも選考に外れてしまった人については、通常どおり設定してある国割りに基づいて担当国を決定するからである。この制度について分からないことがある場合は、遠慮なく会議監督まで尋ねてもらえれば幸いである。なお、賄賂は受け付けない(ネタ)。

 

 

こんな人におすすめ!

オススメ国

説明

先進国・条約不要派
(アメリカ・オーストラリア)

森林条約の作成に反対で、森林基金の創設にも反対している国々で、特にアメリカの主張は強硬なものである。自国益と国際益との狭間で、いかなる政策をとるのか、大使の手腕が問われる。

先進国・条約必要派
(フランス・ドイツ・オーストリア・イギリス・フィンランド)

先進国の中でも、森林条約の作成にプレゼンスを発揮してきた国々である。しかし、森林基金の創設に関しては反対している。今会議において話し合われる今後の森林に関する国際的な枠組みを提示する国々の中で、最も創造的な政策を立案している国々である。そのような創造的な会議行動をとりたい人向け。

先進国・中立派
(カナダ・ノルウェー・日本)

先進国でありながら、途上国の主張にも柔軟な姿勢を見せている国々である。特にカナダは森林基金創設に関しても途上国寄りの主張をしている国であり、それを含めてこれらの国々は二項対立構造の協調への糸口を見つけるキーアクターとなる国々。そのような仲介の役割を担いたい人向け。

途上国・条約不要派
(ブラジル・インド・南アフリカ・メキシコ)

近年、経済発展が顕著な国々であると同時に、自国内の森林経営に何かしらの問題を抱えている国々である。それらの問題の原因を、資源不足による実施手段の欠如にあるとし、森林基金の創設を主張している。また、自国の経済発展が条約によって何かしらの制限を加えられることを懸念している。このような反発の多い主張をいかにして正当化していくかが問われる。

途上国・条約必要派
(中国・ロシア・インドネシア・マレーシア・トルコ・キューバ)

今会議において、森林条約作成を強く主張している国々である。また同時に、森林基金の創設も主張している国々でもあり、多くの途上国の主張を代表している立場にある国々である。