会議概要

議題

Cyber-terrorism~Developments in the field of information and telecommunications in the context of international security~サイバーテロ~国際安全保障分野における情報及び電気通信分野の発展~

会議設定

設定会議第69会期国連総会第一委員会
募集人数 31名
会議監督穂苅智基 (金沢大学人間社会学域法学類3年)
議長長谷川裕晃(京都大学経済学部3年)
秘書官大垣瑛莉子(東京外国語大学国際社会学部3年)
山本七海 (東京外国語大学言語文化学部3年)
報道官関口直人 (立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部4年)
使用言語日本語/日本語/日本語
(公式/非公式/決議)

 

広報ビラ

DISECの広報ビラはこちらからご覧ください。

 

国割

国名

Algeria

Australia

Brazil

China

Democratic People’s Republic of Korea

Egypt

Estonia

France

Germany

India

Iran

Israel

Japan

Pakistan

Republic of Korea

Russian Federation

Singapore

South Africa

Syria

Tadzhikistan

Ukraine

United Kingdom

United States

Uzbekistan

Venezuela

Zimbabwe

 

 

議題概要

議題背景

情報社会で皆さんは日々恩恵を受けています。
しかし、そこには弊害もあり、気が付かないうちに脅威にさらされているのです。
どのような脅威をイメージし、どのように対応していきますか?


現代社会はコンピュータ・スマートフォンなど様々なデジタル機器及びコンピュータネットワークによって成り立っているといっても過言ではありません。これらの機器とインターネットの存在によって我々の生活をより豊かになっただけでなく、世界中の人々が簡単につながることができるようになりました。 しかし、様々なものが発展し、我々の生活が便利になっていくのと同時に、それらを利用・対象としたテロ・犯罪などが増加しているというのも事実です。

たとえば、農林水産省の公用パソコンへのサイバー攻撃やイランの原子力発電所等の施設への不正プログラムへの感染などが記憶に新しいと思います。

このように被害がでているにも関わらず、国際的に、これらの犯罪・テロを規制する国際的な合意は存在していないのが現状です。しかし、国際的合意の作成は、重要インフラなど各国国内のサイバー化に伴い、それらに対するセキュリティのためには必要不可欠です。 また、この国際的合意は、先進国がサイバーテロに対策に作成されるだけではなく、発展途上国のサイバー技術の発展のためにも必要となります。

しかしながら、サイバーテロに関する国際的な合意は実行者の特定の困難さやサイバーテロを指揮したと疑われる一部の国が反対しているため、作成されていないのです。 このような中で、サイバーテロは増加しており、これらに対する国際的な合意の作成は急務となってきています。

会議作成理由

この議題では、リサーチをしても、手に入れたい情報がすべて出てくるとは限りません。このような議題に対し、まず数少ない情報の獲得から始まり、足りない情報に関しては、リサーチで獲得したほかの知識等から、推測をして、自分の確固たる主張を構築してもらいたいと考えています。 さらに、上でも述べたとおり、今議題に関する国際的な合意はありません。そのような中で合意を得るためには、相手との対話が必要となります。ここで、対話を繰り返していくことで、自分と相手の考えを融和させていくことでより良くなっていくと考えています。 以上の2点からこの会議を作成しました。

参考文献・URL

谷口長世(2012)「サイバー時代の戦争」岩波新書
ウルリッヒ・ベック(2010)「世界リスク社会論」ちくま学芸文庫
江畑健介(2006)「情報と戦争」NTT出版

会議テーマ

テーマ:「構築と融和」


キーワード:情報収集力、論理構成力、リサーチを会議に活かす力、模擬国連を行う上での基礎力の習得or再構築


「構築と融和」には、リサーチによって自分の知識を増やし、足りない点に関しては、様々な視点から自分の持つ知識を分析、推測し、自分の主張を構築すること、 自分の主張に相手の主張を組み合わせてより良い意見を作り出してもらいたいという思いがあります。

サイバーテロという議題は比較的最近になってようやく出てきた議題であるため、得られる情報があまり多くなく、必要な情報が出てくるとは限りません。 このような中、自分が得た情報をいかに組み合わせ、自分の主張を「構築」していくかが相手に自分の意見を理解してもらう際に重要になります。

また、現在、サイバーテロは安全保障上の重要問題として取り扱われていますが、いまだに国際的な合意がとれていません。このような議題では、必ず意見の対立が生じてくると思います。そのような時にただ相手の意見に流されるだけで、 すなわち妥協するのでなく、自分と相手の意見を「融和」させることによって対立を徐々に埋めていくことが重要となります。

参加者の皆さんには、1つの物事を多面的にとらえ、自分の持つ様々な知識を結びつけて、限られた情報の中で相手に自分の主張を構成する力と、自分の主張に相手の主張を柔軟に取り入れ、 自分の主張を変化させていくという力を身に着けてほしいと考えています。


会議監督からのメッセージ

普段の生活でも、自分の考えを相手に理解・納得してもらうということは難しいことです。
加えて、今会議のように、根拠となりうるものが少ないということは相手の理解・納得を得ることを大変難しくします。
ですが、今会議では事前にフロントとミートを行うことで、「構築」した自分の意見を会議前に話し、フロントとのミートを通じ、会議前から自分が最初から持っていた意見とフロントからのアドバイスとの「融和」を経験できるのではないかと考えています。
それらを通して、皆さんは1つの物事を多面的にとらえ、自分の持つ様々な知識とリンクさせながら、相手に伝える力を身につけてもらえたらと思っています。
また、今会議はリサーチを含めた模擬の基礎力の向上にも役に立つと思っています。
自分の考えを構築するのが苦手な方、主張を相手に納得させるのが苦手な方は是非、この会議にチャレンジしてみませんか。

会議監督紹介

穂苅 智基(ほかり ともき)
新潟県糸魚川市出身。金沢大学人間社会学域法学類3回生。北陸支部老メン。
大学では、法理学を中心に学ぶ。法理学とは「法とは何か」という命題を追及する学問で、正義概念や法哲学が中心。
最近、バイト・ゼミ・模擬国連と時間に空きがなく、まるでリア充のような生活をしているがリア充ではないです。大事なので2回言うとリア充ではないです。

PC: pocari.aquari.dakara0221@gmail.com

 

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ディレクにとってのもぎこくライフ

①模擬国連を始めたきっかけはなんですか?
最初の会議でペアデリをしてくれた先輩がすごく丁寧に会議について教えてくれたことと、その先輩がすごく会議ができるひとで、こんな先輩になりたい!って思ったからですかね~
あと毎回の活動後のアフターが楽しかったからです(小声)

 

②今までに参加した中でも印象に残っている会議と、その理由を教えてください。
一番印象に残っている会議は去年の北陸大会です。
自分がディレクをしたというのと、参加者の皆さんが個性的だったので特に印象に残っています。

 

③個人的に関心が高い議題やジャンルはなんですか?
軍縮などC1で扱われるような議題
これでディレクは三回目なんですが、核兵器・小型武器等全部C1に関連した議題ですね。
武器は人間の進化の証ですが、負の産物でもあるんですよね…

 

④あなたが経験した、模擬国連における「成長」とは?
人とのかかわりによって毎回成長していると思います。
論理的な思考能力の向上だったりとか、話し方ひとつとっても会議ごとに新たな力が身についていると思ってます。

 

⑤模擬国連をやっていてよかったなと思うことと後悔したこと(笑)を教えてください。
よかったなと思うことは人とのつながりですかね。様々な大学の人とも知り合えるのは全国的なサークルのメリットだなと思います。
後悔したことは特にないですね~(笑)

 

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今大会について

 

⑥今回、会議監督をやろうと思った理由はなんですか?
去年の関西大会に参加して、その後北陸大会のディレクをしたのですが、自分の会議を関西大会と比較してみて、自分の力量のなさを感じて、リベンジがしたかったからです。

 

⑦会議作りでいちばん楽しいことと苦労することを教えてください。
会議づくりに関することは基本的に楽しいです。
特に、自分の考えたような議論の流れにならなかったときが一番うれしいです。
新しい考え方とかを発見できると思うので。
自分の力量のなさには苦労しています。
期限に間に合わないこととかがしょっちゅうなのでいろんな方にご迷惑をおかけしてます。申し訳ないです。

 

⑧大会期間中でいちばん楽しみなことや期待することはなんですか?
友達作り!!(切実)
いろんな研究会・支部から人が来るので楽しみです。
いろんな人と関わりたいと思ってます。

 

⑨自分のフロントを一言で表してみてください!
一人一人のキャラがすごく濃いです(笑)
自分が一番キャラが薄いと思いたいです…(笑)

 

⑩最後に、今大会への意気込みをどうぞ!
会議監督として皆さんが会議に臨みやすいように頑張ります。
あと、みなさんの相談に乗れるように頑張りたいです。

 

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他己紹介

★フロントのみなさん一人ずつお願いします!

 

【議長】長谷川 裕晃(はせがわ ひろあき)
奈良県出身 京都大学経済学部経済経営学科3年、京都研究会老メン

 

【秘書官】山本 七海(やまもと ななみ)
東京都出身 (埋め立て地っ子です()液状化怖い。)
東京外国語大学言語文化学部中央ヨーロッパ地域ポーランド語科3年、国立研究会老メン

 

【秘書官】大垣 瑛莉子(おおがき えりこ)
東京都出身 東京外国語大学英語科オセアニア地域3年、国立研究会老メン

 

【報道官】関口 直人(せきぐち なおと) 
大阪府出身 立命館アジア太平洋大学4年、九州支部神メン

 

①あなたから見て、ディレクはどんな人ですか??

ユーモラス。確かにカピパラとかビーバーとかににてる(笑)(長谷川)

「ぽかり…?ああ、穂苅だからぽかりか!ww」って気付いたときのアハ体験超気持ちよかったです。(笑)(山本)

たのもしい!あとまだ飲んだことはないのですがきっとお酒飲めるのでは…?という勝手な印象です笑(大垣)

非リアの代表格 リアの悪口だけで飲み会が成立します(そういうネタが好きな方は声をかけてみるといいでしょう)(関口)

 

②大会への意気込みや、参加者へ一言!

議長として、しっかり会議が進むように努力します。
関西いいところなので、ぜひ堪能して帰ってください^^
関西出身の方は、関西色出していきましょう(笑 (長谷川)

セクレタリーはいつも参加者のみなさんの味方です!
文書の配布作業のみならず、会議のストレス、水分・糖分の欠如、その他もろもろ何でも助けに行くのでいつでも呼んでくださいね^^
参加者のみなさんにお会いできるのを楽しみにしてますーヽ(´▽`)/!(山本)

個人的には留学前最後の大会なのでみなさんと一緒にたのしみたいと思います!
参加者の皆様、大会関係者の皆様、フロントの皆様、よろしくお願いします☆!(大垣)

大使でもない変な人がなれなれしく話しかけてきたら、それは私です(苦笑)。みなさんが楽しめるようなお手伝いができたらいいな~(関口)

 

国選びのポイント

サイバーテロでの国際関係

 

背景

○被害国→サイバーテロを武力攻撃の一種としたい
        ⇕
○実行(したと疑われる)国→武力攻撃ではない
⇒「サイバーテロとは」という根本的なところで対立が生じる

○サイバー後進国→規制を作るときには経済成長を考慮に入れてほしい

○(一部を除く)その他の国々→経済成長も大事だけど、セキュリティに穴があったら自国も被害を受ける ⇒どちらを重視するかで対立が生じる

 

こんな人におすすめ!

グループ(国)

その条件

被害国
(Ex:韓国・日本・イギリス・アメリカなど)

比較的情報が出てきやすいことに加え、グループの人数が多い。
まだ会議に慣れていない人や基礎から会議をやり直したい人にオススメ。

隣国との地域間紛争を抱えている国
(Ex:韓国とDPRK、インドとパキスタン、シリアとイスラエルなど)

ほとんどの国がサイバーテロに関する議論に積極的であるといえる。また、この会議テーマが一番実感できる国々だと考える。
会議で自分の主張を組み立てて、相手を納得させられるようになりたい人にオススメ。

実行(したと疑われる)
(Ex:中国・ロシア・DPRK・シリアなど)

各国から非難されることが多々ある。そのため、会議での注目度はほかの国の比でない。逆境に負けない人やメンタルが強い人、会議で目立ちたい人にオススメ。

サイバー後進国
(Ex:ベネズエラ・ジンバブエなど)

ほとんど情報が出てこない可能性が高い。
少ない情報から意見の構築をしなければならないため、少し難易度が高い。自由に会議における主張を創造したい人にオススメ。