Regulation on whaling and
conservation of whale stocks
捕鯨業の規制及び鯨類資源の保全
| 設定会議 | 国際捕鯨委員会第65回会合総会 |
|---|---|
| 募集人数 | 27ヶ国 |
| 会議監督 | 宮本奈緒 (立命館大学法学部3年) |
| 議長 | 高松夏海(立命館大学法学部3年) |
| 秘書官 | 川合祥暉(法政大学人間環境学部3年) 杉田賢(一橋大学法学部3年) |
| 報道官 | 下本優太(北九州市立大学外国語学部3年) |
| 使用言語 | 日本語・英語/日本語/日本語 (公式発言/非公式発言/公式文書) |
国名 |
| Antigua and Barbuda |
| Argentina |
| Australia |
| Brazil |
| Costa Rica |
| Denmark |
| France |
| Gabon |
| Germany |
| Republic of Guinea |
| Japan |
| Kiribati |
| Republic of Korea |
| Netherland |
| New Zealand |
| Norway |
| Oman |
| Russian Federation |
| Saint Kitts Nevis |
| Slovenia |
| South Africa |
| Switzerland |
| Tanzania |
| USA |
| Greenpeace International |
| Japan Whaling Association |
| WWF International |
あなたはクジラをどのような存在として捉えていますか?人間の食糧ですか?それとも高い知能を持った、愛すべき生き物?
クジラとは各国にとってどのような存在なのか、なぜ国際社会は捕鯨問題にこんなにも熱くなるのか。
クジラという種は高度回遊性生物といって、世界中の海を泳ぎ回ります。なので、一部の国や地域が保護しようとしても、そのクジラが他の地域に泳いで行って捕獲されては効果がありません。これが、クジラの管理を国際的に行われなければならない理由です。
ところが捕鯨問題というのは単にクジラの数や、条約等の国際法の話だけで片が付くものではありません。そこには各国地域の文化、政治的思惑、環境保護、動物権、国の意地といった様々な側面が存在し、ぶつかり合います。
だから多くの場面で日本と良好な関係にある豪やNZが、捕鯨問題になると日本を真っ向から非難してくるわけです。
それぞれの国が、どのような側面からの考えを持って議論に臨んでいるのか。クジラと人間はどう付き合って行けばよいのか、大使としても、個人としても考えてみてください。
私はこれまで模擬国連の会議で、多くの「すごい」人たちに出会ってきました。その中でいつも思っていたのは、その人たちと比べたときの自分の無力さです。「あの人たちはあんなにすごいのに、自分は全然だめだ、何もできない…。」という思いに何度も苛まれました。似たような思いをしたことがあるのは、きっと私だけではないと思います。
それでもやっぱり模擬国連が好きで、続けたい、頑張りたいと思っている人たちが挑戦できる会議を作ってみたいと思ったのが、会議作成の一番の理由です。底辺でもがいていた人間だからだからこそ、わかったもの、見えたものを会議に反映し、参加者には少しでも自分に自信を持つきっかけとなれば、会議監督としてこれ以上の幸せはありません。
こと議題について言えば、環境系の問題は政治的な思惑が多分に含まれる、とよく言われます。人間の都合で危機に瀕し、今もなお人間の都合で議論が進む、つまりは人間のエゴです。
しかしたとえエゴだとしても、私たち人間は同じ地球に生きるもの、もっと言えば、他の生物に大きな影響を及ぼす力を持ってしまったものとして、環境や生物(今回ならクジラ)に関心を持ち続けるべきだと私は考えています。
模擬国連を通じて、人間のエゴが顕著に表れる捕鯨問題を題材として、そのような関心を持ってもらう場を作りたい、これが捕鯨を議題として選んだ理由です。
~テーマ~ 一つのことをやりとげる
テーマについての説明
今大会テーマは”Try new things”で、目的語は複数形になっています。しかしこの会議に限っては、単数の、”one thing”、自分が絶対に守りたい、または達成したいことを「一つ」決めて、それを会議で追求してもらいます。もっと具体的に言うと、今会議に参加する方々には、大使として(public)、絶対に貫き通したい政策的なことと、一人のもぎこっかーとして(private)、できるようになりたいスキル的なことをそれぞれ決めてもらいます。
捕鯨というのは、反対派と推進派の間で簡単に妥協を見出せ得る問題ではありません。各国が各々これでもか!というほど意地になって議論に臨みます。しかしただ相手を否定し、自分の意見を頑なに曲げないままというわけにはいかず、やはり一定の成果が求められます。そのようなジレンマに苛まれつつも、自分で会議前に設定した一つの強い芯となるものを信じて、会議を進めてほしいと思います。
よって今会議では、会議の準備段階での目標設定が一つの大きな山場となります。今の自分の身の丈にあっていない、高すぎる目標や、逆に簡単に達成できてしまうような目標、また後で達成の度合いがどうにでも解釈できるような抽象的で曖昧な目標では、会議に出る意義は半減してしまうでしょう。従って、初期の目標設定の段階から、参加者が会議を有意義なものにできるよう、タスクや対話を通じて、フロントが最大限のサポートを行います。
私は、人が喜びを感じるのは、悩みぬき苦しんだ末に何かをやり遂げたときだと思っています。参加者が捕鯨という難しい問題を通じて悩みぬく中で、自分が決めたことをやり抜き、少しでも自信をつけて帰ってくれることを心から願っています。そうなることで、再び大会テーマである、“Try new things”、次なる新しい色々なこと(もぎこくでも、それ以外の場でも)につなげていってほしいと思います。
今、この文章を読んでくださっているあなたは、自分の会議行動に自信を持っていますか?「はい」と即答したあなた、もし捕鯨という問題に興味があれば、どうぞ議論を思いっきり楽しみに来てください。「いいえ」、もしくは返事に窮したあなた、頑張ろうという気持ちさえあるなら、この会議で何か一つやり遂げたいことを見つけて、全力でチャレンジしに来てください。私を含めたフロントに、あなたが目標を達成し、自信を掴むお手伝いをさせてください!
・すべてシングルデリだが、日本と日本捕鯨協会、オーストラリアとニュージーランド、ブラジルとアルゼンチン等は連携することが多いので、事実上のペアデリをしたい人におすすめ。
・反対、推進問わず、大国はリサーチがしやすい上に、主張がはっきりしているので、派手な動きで議場を引っ張りたい人におすすめ。また、いろいろな場面で非難されることがあるので、メンタルが強い、あるいは鍛えたい人にもおすすめ。
・マイナー国は日本語資料が少ないので、リサーチが得意、あるいは頑張りたい人におすすめ。また会議行動の自由度が比較的高いので、独創的・創造的に動きたい人にもおすすめ。
・中立orどっちつかずな国は、裏を返せば票の行方を決するので、キーパーソンになりたい人におすすめ。
・NGO(日本捕鯨協会、Green Peace、WWF)は、投票権こそないが、大使のサポート及び、団体ごとに一日一枚、議場のプレスリリースを発刊してもらうので、サポートが好きな人、裏で暗躍したい人、文章を書くのが好きな人におすすめ。