会議概要

議題

Establishment of the Covenant of the League of Nations国際連盟規約策定における諸問題の検討

会議設定

設定会議五大国会議(議場A)・連盟規約検討委員会(議場B)
募集人数 40人 (全てペアデリゲイツ) 議場A:10人 議場B:30人
※応募する際は1人でも構いません。
会議監督木村聖 (学習院大学文学部3年)
議長植田奈菜子 (神戸市外国語大学外国語学部3年)
秘書官山城拓郎 (京都大学法学部4年)
陳宇鴻 (慶應義塾大学経済学部2年)
報道官 兼副会議監督頓所葵 (早稲田大学政治経済学部3年)
使用言語英語/英語/英語
(公式/非公式/決議)

国割

国名

議場A】 Big Five Nations' Conference

France(Pair)

Italy(Pair)

Japan(Pair)

United Kingdom(Pair)

United States of America(Pair)

【議場B】 Covenant Exploratory Committee

Belgium(Pair)

Brazil(Pair)

China(Pair)

Czechoslovakia(Pair)

France(Pair)

Greece(Pair)

Italy(Pair)

Japan(Pair)

Poland(Pair)

Portugal(Pair)

Romania(Pair)

Servia(Pair)

United Kingdom(Pair)

United States(Pair)

※France,Italy,Japan,UK,USAの五大国は、議場AとBでそれぞれ別に応募しますが、事前準備および会議中は、一国の大使団として4人で協力していただきます。

 

 

議題概要

議題背景

1914年にバルカン半島で勃発した第一次世界大戦は、多くの参戦国、新型兵器の登場、一般市民への甚大な被害、そして長期間であったことから、まさに名の通りの「世界大戦」となりました。1918年のドイツ降伏後、連合国との休戦条約が結ばれ、大戦はようやく終焉を迎えます。そして戦後処理にあたり、翌年の一月、連合国による講和会議がパリで開催されることになりました。会議を行うにあたり、国際連盟、労働立法、戦争責任、運輸(港湾・水路・鉄道)、賠償に関する五つの分野別委員会が起草されます。そのうちの一つとして、ウイルソン14か条に含まれる「国際連盟設立」について議論する「国際連盟委員会」が設置されました。米大統領ウイルソンはパリ講和会議にあたり、連盟問題を優先事項と考えていました。第一世界大戦の惨劇を踏まえ、国際協調・永久平和を目指す国際機構を創設することを目的としていたのです。
議論はアメリカ・イギリス・フランス・イタリア・日本の参加する五大国会議にて主導的に行われ、のちに他の中小国も参加する連盟規約検討委員会にて、より公式に議論されました。各国は約2か月間、国際連盟規約起草にあたって、投票制度・理事国構成、集団安全保障・領土保全、信教の自由・人権平等宣言など国際連盟設立に関する問題の検討を行いました。こうして、議論を行った数か月後、各国によってパリ講和会議の結果を記すベルサイユ条約への署名が行われたのです。

会議作成理由

昨年は国連設立70周年、そして今年は日本国連加盟70周年といった節目にあたり、また模擬国連に関わる中で、自分自身「国連」について考える機会を多く持ちました。また、大学で第一次世界大戦についての授業を受け、その中で国際連盟の設立について考える機会を持ちました。こういった学びの中で、なぜ平和を目指す国際機構が二度も実現したのにも関わらず、今私たちが生きている現在に、まだ平和が訪れていないことに、率直な疑問を抱きました。日本にいる私たちは、今平和な生活を送ることができていますが、世界に目を向ければ紛争やテロをはじめとしたさまざまな問題が絶えません。この混沌の状況を考える上で、やはり過去を見つめなおす必要があるのではないかと思います。さらに、英語を使う機会が多くなっていているこのグローバル社会において、英語を使って自分の意見を主張したり交渉することに挑戦してもらいたいと思っています。

参考文献・URL

・篠原初枝(2010)『国際連盟~世界平和への夢と挫折』中公新書
国際連盟の概要や設立経緯、歴史が記された、参加者には必読の書です。
・Margaret MacMillan (2007)『ピースメイカーズ : 1919年パリ講和会議の群像 上・下巻』芙蓉書房出版(稲村 美貴子)
大国の行動を中心としたパリ講和会議の内容が書かれています。
・D=H=Miller “The drafting of the Covenant Vo.1&2”,1928
http://catalog.hathitrust.org/Record/001154615
パリ講和会議の議事録です。発言は大国中心ですが、議論の様子を詳細に知りたい方に。

会議テーマ

テーマ:「Challenge ~2 positions, 3 different eras ~」


この会議のコンセプトは、「Challenge ~2 positions, 3 different eras ~」です。二つの立場とは、参加者が持つ「外交官」と「自分自身」としての立場、三つの時間とは、過去・現在・未来を指します。パリ講和会議の外交官であれば、「過去」は第一次世界大戦前やその最中、「現在」は戦争から立ち直り、平和な世界を目指そうとしている瞬間、また「未来」は第一次世界大戦終結後から第二次世界大戦が始まるまでを想定しています。一方、2016年現在に生きる自分自身であれば、「過去」はWWIのみならずWWⅡを含めた20世紀の歴史全体、「現在」は国際連盟に代わる国際連合の存在するこの時代、そして未来はまさにこれから迎える時代と考えられます。外交官がその時何を思考し、他国と交渉していたのか、と想像を巡らせ、いかに現在に生きる自分はその役を演じるのか、ということを、三つの時間軸を意識する中で考えてほしいと思います。そして、一度は世界平和を目指したはずが、約20年後には再び世界大戦が起きてしまった歴史を振り返ることで、現在の混沌の原因と向き合ってほしいです。
パリ講和会議に参加した当時の日本の外交官は、英語の習得を始めとして欧米世界の潮流に一歩遅れているという所感を持ったようです。これからの未来を担う参加者には、今後社会に出て活躍する中でも英語をネックと思ってほしくないですし、むしろもっと英語に挑戦する機会を持ってほしいという考えのもと、今回は英語で議論してもらうことにしました。今後、世界に出ていくには、やはり国際公用語である英語は必要になる場面が多くあるでしょう。しかし、母国語ではない場合特に、より自分の主張を明確に、かつ簡潔に、そして相手の意思を汲み取って交渉することが求められます。言語は違っても、伝えようとする意志、わかろうとする意志があれば、必ず両者の間で何かしらの着地点を見いだせると思います。参加者には、英語に臆することなく、またそのような壁があるからこそ、難しいと感じても交渉する途中であきらめたりせずに、最後まで相手と向き合い、そして自分自身と向き合い続けて、交渉していってほしいです。

会議監督からのメッセージ

私は、模擬国連の会議において「失敗」はないと思っています。思い通りに交渉ができなかった、自分の作成した決議案が通らなかった、うまくスピーチができなかった…。もちろん、会議において自分の思い通りにいくということはむしろ少ないのかもしれません。それでも、私が模擬国連の会議って楽しいなあと感じるのは、その反省を次なる挑戦につなげることができるから。むしろ、一歩勇気が出なくて、自分が成長できるかもしれないチャンスを失った瞬間のほうが、失って敗れる「失敗」なのだと思います。
だからこそ、自分にとって少し高い壁だと思うものにこそ、あえて恐れずchallengeしてほしい。ちょっと違う世界に出逢えるかもしれません。フロント一同、皆さんに最高のchallengeの場を提供できますよう頑張ります!
第一次世界大戦直後、1919年の、世界の都・パリにタイムスリップしてみませんか?

キーワード:歴史会議、英語会議

会議監督紹介

木村 聖(きむら たから)
趣味:ピアノ・フルート・音楽/映画鑑賞・料理
大学の専攻:英語圏の言語・文化・歴史・社会・政治など全般。特にイギリス文学。

 

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ディレクにとってのもぎこくとは?

①模擬国連を始めたきっかけはなんですか?
この質問、すごく難しいですね・・・笑
あえていうならば、高校の時、留学先で国際問題を留学生たちとわいわいと議論したことでしょうか。この思い出を記憶としてなんとなく持っていて、それがすごく楽しかったんです。それで、大学はいって模擬国連に初めて参加した時「これだ!」って思ってしまったのかなと思います笑

 

②今までに参加した中でも印象に残っている会議と、その理由を教えてください。
参加した会議、すべてにおいてかなり強い印象を受けています。衝撃を受け、自分の模擬国連の源流となった観点でただ一つ挙げるとするならば、一年生(新メン)の時に参加したサンフランシスコ会議です。その会議は、1945年の終戦直後、国際連合憲章を策定するという設定でした。高いスキルや幅広い知識を兼ねそろえた先輩方、同期が議論する中で、自分はただ虚無感しか感じられなかったのを覚えています。しかし、このようなハイレベルで特殊な会議に参加したことで、自分も会議をもっと頑張りたい、楽しみたいという想いを強く持つことになりました。

 

③個人的に関心が高い議題やジャンルはなんですか?
高校で世界史を勉強していたため、歴史分野に興味があります。

 

④あなたにとって模擬国連の意義とは?
自分をみつめ、相手を知り、また妥結し、そして自分を超えることです。

 

⑤模擬国連をやっててよかったことは何ですか?
模擬国連に入っていなければ出会えなかった、様々な同期・先輩・後輩に出会えたことです。その方々と会議などで接する中で、常に刺激や新しい視野を持てることは、大学生活の中でも非常に有意義であると思います。

 

⑥模擬国連における、あなたの「自求自足 」な経験を教えてください!
会議の「交渉」という観点から述べたいと思います。私は、ロジックを使って話すのが最初はすごく苦手で交渉するにも、いつも勇気や自信がもてませんでした。自分のその部分に問題意識を持ち、改善したいなあと思った瞬間から、まずは自分の言いたいことをリスト化して整理したり、相手の言うことをよく聞いてメモするようにしました。これは、とても簡単でふつうのことに思えますが、苦手意識を持っている立場からするととても重要です。このようにして自分自身の地盤を固めることで、初めて相手との交渉もスムーズになり、解決策を仲間とともに見つけ出すフィールドに初めて立つことができるようになりました。

 

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今大会について

 

①この議題で会議を作ろうと思った理由を教えてください。
これまで参加した全国大会の経験から、現代の混沌の原因を考える会議を作りたいと思ったからです。その素材としては、第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期と呼ばれる時代において、国際連盟の諸問題を検討する今議題が適切と考えました。

 

②会議を作るにあたってこだわったことはありますか?
二つの議場のバランスがとれ、参加者が交渉に集中し、また楽しめるように、会議設定やプロシージャ・論点においてこだわりました。

 

③今大会での楽しみは何ですか?
参加者の頑張る姿を見れること。

 

④フロントを一言で表すと?
Cordial and Priceless

 

⑤最後に、意気込みをお願いします。
この会議参加してよかったと思ってもらえるよう、フロント一同誠心誠意を尽くして頑張ります。

 

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他己紹介

★各フロントメンバーから…

 

①ディレクの印象

・研究会で新メン時代から「とても」お世話になっております。
早稲田研究会では「わせけんの聖母」という別称を持っています(笑)(副会議監督・報道官:頓所より)
・模擬に対する情熱・真剣さは常人の及ぶところではなく、会議設計段階で見せた参加者一人一人に対する思いやりには心底敬服します。(秘書官:陳より)
・何事にも真摯に取り組む姿勢は感服します。頑張りすぎているところが愛らしくも少し心配になります。(秘書官:山城より)
・知的で自分の軸がしっかりしているだけでなく、常に相手のことを一番に考えられる思いやりにも溢れているtruly淑女です!(議長:植田より)

 

②大会への意気込みや、参加者へ一言!

・向上ないし挑戦する意志がある方にお勧めしたい会議です。
是非この機会をお見逃し無く!(副会議監督・報道官:頓所より)
・参加者全員がベストパフォーマンスを発揮できるような環境をできる限り整えられるように頑張ります。
英語だけの会議は、最初、緊張するかもしれません。でもそれはみんな同じです。ぜひ自分が言いたいことをどんどん発信してください!(秘書官:陳より)
・自分も英語は苦手です。けど挑戦しなければ何も生まれません。臆せず挑めばそれに見合う対価が必ず手に入ると思います。今までの自分を変えたいと思う人はぜひ参加してください!!(秘書官:山城より)
・参加者のみなさんにこの会議に出て良かったあ!と思っていただけるよう尽力致します。日本語の会議では味わえない刺激をご体感下さい!(議長:植田より)

 

国選びのポイント

こんな人におすすめ!

グループ(国)

その条件

議場Aの5大国

少数の秘密交渉を希望する。

議場Bの5大国

議場のまとめ役を希望する。

議場Bの中小国

ベーシックとして、大国に対抗する立ち位置を希望する。


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