会長のあいさつ

日本模擬国連京都研究会第25代会長 
白須 理紗子

会長の挨拶

HPをご覧の皆さん、初めまして、こんにちは。
日本模擬国連京都研究会・25代会長の白須 理紗子と申します。
さて、HPをみてくださっている皆さんなら必ず一度は聞いたことがある、もしくは実際に行っている「模擬国連」でありますが、もともと起源はまだ国際連合がない頃、アメリカでうまれたとされます。そして1983年に緒方貞子氏(元国連高等難民弁務官事務官)によって模擬国連団体が組織され始め、今では全国の大学、さらには高校生にまでその活動範囲を広げています。
模擬国連の「価値」、それは一つに規定できない様々な可能性を孕むものだと思いますが私は今、この活動をやることにとても意味を感じています。
私も含め多くの日本の若者が受けてきた教育は答えが規定され、その解法を探っていく、というもの。答えをどれだけ多く知っているかが評価されます。しかし、大学からの学びは、答えがないもの、答えまでも探っていくものであるように思います。                     
模擬国連活動は多くの場合、実際にあった議場、会議をシミュレートしますが、会議をどう動かし、史実とどう変えていくのか、模索できるところが無限にあります。また国益を達成するまでの道筋、手順も一つに規定されておらずやり方は様々です。

大学生になり「考える」時間が無限にある今、答えが規定されていた教育から解放された今、模擬国連の活動を行うことはとても価値のあることです。

                     

私自身、会長として今年は京都研究会の皆さんに対し、「今までの人生の中で最も本気になれ、充実した一年を提供する」ことを目標に取り組んでいきます。

大学生活の中で模擬国連を選び、残ってくださった皆さんにこの1年が本気で楽しかった、と思ってもらえるよう全力で努めてまいります。よろしくお願い致します。