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この会議で扱う議題は、「小型武器」です。この議題に関する討議は第49会期の国連総会第一委員会で行われたのが始まりで、その後、1995年にブトロス・ガリ前事務総長によって提出されたレポート「平和への課題」の中でミクロ軍縮として取りあげられて以降、特に国際社会の注目を浴びるものとなりました。 「小型武器」とは、ピストルやマシンガン、ライフルといった一人でも扱えるまさしく小型武器と呼ばれるものから、銃機関銃や携帯対戦車ミサイルといった数名で使用する軽兵器、また弾薬や爆発物もそのカテゴリーに含みます。 この小型武器は、製造も他の高度な兵器に比較すると容易で世界の多くの国で生産されています。また安価なため多くの人にとって手に入れ易く、使用するにあたっても非常に単純なため子供でも扱える手軽な武器だといえます。このような理由から、合法な取引、そして非合法取引を含め、小型武器は世界中に拡散している状態でその数は少なくとも6億3900万丁といわれています。 問題なのは、この世界中に拡散した武器によって、年間、50万人以上の人命が犠牲になっているということで、特に武力紛争のある地域での死者は30万人にのぼり、その数は紛争での死者の90%にもなります。 そこで、今度の会議では主にこの紛争地域での小型武器問題の解決に主眼を置くことになります。この問題に対しては、経済的観点、人道的観点、法的な枠組みなど非常に包括的なアプローチが必要になってくるのですが、会議では大まかに言って、「武器輸出の基準」「武器製造にあたっての刻印、その後の追跡のシステム」「非合法取引規制」「武器の回収と廃棄」といった論点を設けて討議していきたいと思っています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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小型武器という議題は、新しいわりには広く認知されていて内容もつかみ易いと思うので、まだ会議の経験が浅いという方にもやりやすいものになると思います。この会議ではもちろん全ての参加者の方に満足していただけるように努めますが、特に経験の少ない方へステップアップの場を提供できればいいのではないかと考えています。 また、主にBGにおいてですが、世界で起きている紛争の概観や、紛争地域での人権問題についても言及していくつもりですので、そういった内容に興味のある方に参加していただけると幸いです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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この会議の中では進行以外に英語は使用しませんが、リサーチ段階では多くの英語資料に触れることになると思いますので、その点は認識しておいてください。 代表的なソースを以下に提示しますので、もっと議題に関して理解を深めたい方は参考にして下さい。 国連文書
関連サイト
http://disarmament.un.org/cab/salw.html
http://disarmament.un.org/cab/smallarms/
「Small Arms Survey 2002」 Oxford University Press | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[7月1日改訂]
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第3回模擬国連会議関西大会事務局 |
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