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2001年11月に開かれた第4回WTO閣僚会議(ドーハ会議)では、長い交渉の結果、ようやくウルグアイラウンドに次ぐ新たなラウンド交渉の開始が採択されました。このことでWTO加盟国は国際貿易体制のさらなる自由化への道をまた一歩進んでいくことになるでしょう。しかし、WTOにおける交渉分野の拡大とその複雑化による加盟国間のさまざまな利害衝突が合意を困難なものにしているのも現状です。 そのような中、今年2003年の9月にメキシコのカンクンで閣僚会議が開かれます。WTO体制が設立されてから通算で5回目となるこの会合では、新ラウンド交渉の中間段階となり、政治的に高いレベルでこれまで話し合われてきた各分野における合意及びその方向性の決定を目指します。21世紀の今、GATTに引き続いて自由貿易体制を支えてきたWTOは、さらなる市場の開放や明確な貿易ルールのもとで各加盟国が公平に利益を享受することができる多角的貿易システムの構築することが求められています。新ラウンド交渉で各加盟国はどのような方向性を見出すのか?今回の閣僚会議でこれからの展望について考えていきたいと思います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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WTO交渉で話し合われていることは非常に多く、関税の引き下げや貿易ルールはもちろん、農業やサービス、知的所有権など個別の分野でもさまざまな論点が議論されています。最近では環境などの新しい分野も交渉議題に加わっています。その中から今会議では交渉分野を農業、サービス、知的所有権、アンチダンピング、S&D、貿易と環境の6つに絞って話し合ってもらいます。このように論点がたくさんあるため、非常に規模の大きな会議になると思います。しかし、それゆえにこの会議に参加することによって得られるものは少なくないはずです。新ラウンドという大きな場の上で、複数の視点でものごとを捉え、それらを頭に入れながら交渉の先行きやそのバランスを考えていくという、この会議独特の交渉の醍醐味を味わえるのではないかと思います。大きなものにチャレンジしたい人にとってはそれだけやりがいのある会議となるでしょう。会議監督としては、「貿易」という国益が一番左右されるテーマの中で、デリゲートのみなさんがどれだけ自国の国益に忠実でかつ柔軟に、そして新しいアイデアを紡ぎながら交渉を進めていけるかを大いに期待しています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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WTOについてもっとよく知りたい人は、まずは外務省ホームページ(日本語)に行ってみるとよいでしょう。 ここではWTOの基本的な知識から分野交渉の交渉や概要などが掲載されています。他にもWTOのホームページ(英語)も是非いってみてみるとよいと思います。 すべて英語で読むのが少し大変ですが、過去の会議の宣言や論点が詳細に書かれています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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[7月2日改訂]
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第3回模擬国連会議関西大会事務局 |
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