Developments in the field of information and telecommunications in the context of international security

国際安全保障の文脈における情報及び電気通信分野の進歩

議場

the First Committee of the UN General Assembly

募集人数

40-50名(ペアデリあり)

会議監督

野村ニイナ (神戸市外国語大学3年)

南綾香 (大阪大学3年)

議長

相庭寛之 (同志社大学2年)

秘書官

松島徹 (早稲田大学4年)

報道官

石川 尭晟 (明治学院大学経済学部経済学科)

使用言語

英語/英語/英語(公式/非公式/決議)

国割り

Australia Brazil Canada China
Egypt Finland France Germany
India Israel Italy Japan
Kenya Malaysia Mexico Nigeria
Pakistan Russian Federation Saudi Arabia South Africa
Tunisia Turkey UK USA

議題背景

世界を揺れ動かし、ISの誕生にも繋がったアラブの春においてインターネットやSNSが大きな役割を果たしたといわれている。ネットへの規制等強化する政府も増えた。そのような流れの中2011年頃から、様々な場でガバナンスの観点からサイバー空間の在り方について議論がなされている。世界を変え、急速に発展させるとともに世界を大きな混沌に陥れたサイバー空間をいかに扱うべきか、人々に秩序を与え統治する政府の立場から考えてみてほしい。初心者・経験者関係なく会議内でしっかり動ける参加者を求める。

会議作成理由

今会議作成の理由は主に3つある。

第一にはサイバー空間というトピックについて学生があまり深く議論することがないように思われるため。しかし、誰もがサイバー空間に四六時中接続している世界が既に到来しつつある。そんな今だからこそ学生に早いうちから目先に広がるその無限の空間について考えてもらいたい。

次に議題がサイバー空間ということもあり、ある程度のリサーチが必要になる。会議でしっかり積極的に動けるかどうかは事前準備が大きく関わってくる。会議でただ座っているような傍聴者を出さないためにも少しレベルの高い議題を設計した。

3つめは「会議で動ける / 動けるようになりたい学生」を増やしたいと感じたからである。フロント側からのサポートなしでも自分でしっかり会議行動が行える者はもちろん歓迎する。

参考文献・URL会議作成理由

https://www.un.org/disarmament/topics/informationsecurity/ (今までの決議がまとめて載せてある)

・GGEのレポート

“International Strategy for Cyberspace: Prosperity, Security, and Openness in a Networked World”(アメリカの国際連携計画)

会議テーマ

“Don’t Think, Move”

考えているだけでは、何もかわらない。タスクを頑張っても、会議中に色々思考しても、会議で動き自ら流れをつくらなければ結果的に意味はない。思考することは前提であり、思考を行動にしてみて、うまくいかなくても諦めない根性魂をもった学生に多く参加してほしい。模擬国連経験者・未経験者問わず「会議で動ける人」になりたい人を歓迎します。

英語の難易度としては英語でしっかりタスクを書ける・読めるレベルを求めます。ただしノンネイティブ中心の英語会議ということもあり、日本語会議ほどの高いレベルは求めません。ただ、英語会議に向けてタスクのフィードバックなどを通して自分なりのアイデア(決議案に載せたい文言)をあらかじめ考えてきてもらい、それを会議内でシェアするのが参加者にとってやりやすい方法ではないかと考えています。タスク内容はあまりにも難しすぎるものではなく、「会議理解」に関しての設問ではBGを読めばある程度自分で書けるような内容にしようと考えています。会議難民を出さないために事前準備段階・会議中のサポートは手厚く行います。(担当制サポート・スカイプミート・勉強会etc.)

会議監督からのメッセージ

摸擬国連とは何のために参加するものでしょうか。摸擬国連はハーバードで生まれました。外国人留学生が多く関わってできたようです。バックグラウンドの違う人間が集まり、外交の摸擬練習場として摸擬国連会議ができあがりました。ただ、会議の席に座っているだけでは何のためにもなりません。担当国の立場や状況を正確に捉えきれなくても構いません。自分なりの考えで会議行動を行ってください。

立ち上がり、声をあげ、主張してください。サイレントマジョリテイーに成り下がるな。

キーワード

ICT、Iot、プロパガンダ、インターネット、サイバーセキュリティ

随時更新予定

自己紹介

◉ 野村ニイナ (神戸市外国語大学3年)

名前はカタカナですがハーフではないです。今年の春休みにケニヤとルワンダを訪れたことがきっかけでアフリカに興味を持つ。趣味が読書(啓発本)、音楽鑑賞・映画鑑賞、そして写真を撮るのが大好きで暇があればパシャリ。世界大会模擬国連には過去2度大使として出場(ニューヨーク・神戸)。

◉ 南綾香(大阪大学3年)

趣味は演劇鑑賞・お遍路・声マネカラオケ等。最近はネットビジネスに興味あり。現在は留学資金のためにバイト三昧。大学ではスウェーデンの技術革新の歴史を研究する予定。世界大会摸擬国連はNMUNNY2016に全米団として出場。

ディレクにとってのもぎこくとは?

①模擬国連を始めたきっかけは何ですか?

◉ 野村: 世界模擬国連大会神戸に参加したかったため。

◉ 南:外交に興味があったため。

②印象に残ってる会議と、その理由を教えてください。

◉ 野村: 世界模擬国連大会神戸 UNHCR Somalia - 今まで経験してきた模擬国連の大会の中で一番自分の中でで満足のいった結果になったから。ソマリアが好きになり、結局アフリカにいくきっかけの一つにもなった。(ケニヤではソマリア難民へのインタビューを経験)

◉ 南:第33代全米団選考会議 GA1st Venezuela - 初めて自分で政策や計画を予め準備し尽して臨んだ。参加者全員がしっかりと準備し活発に会議行動していたため、スピーチや議論をするのが楽しかった。ここでの反省がNMUN NY でも役に立った。

③個人的に関心の高い分野・ジャンルは何ですか?

◉ 野村: 私自身すこしフェミニストなところがあるので女性の人権にフォーカスした分野や教育の分野にものすごく興味があります。

◉ 南:開発系、特に最近はグリーンエコノミーに興味がある。移民の権利に関する議論も面白いと思う。

④あなたにとって模擬国連の意義とは?

◉ 野村: 常に自分にチャレンジできて終わりが見えないところ(完璧に満足のいった会議を今まで経験したことがないところ)にさらにそそられる。

◉ 南:外交や交渉の練習、人脈形成

⑤模擬国連をやっててよかったことは何ですか?

◉ 野村: 英語力だけではなくその他交渉力、コミュニケーション力などの対人系能力がかなり高くなったと感じる。

◉ 南:摸擬国連をしていないと出会えなかった外国の学生と友達になれたこと。

今大会について

①今回、会議監督をやろうと思った理由はなんですか?

◉ 野村: 相方の南からのお誘い。留学を来年に先延ばしして参加することにしました。

◉ 南:扱ってみたい議題がちょうどあったから。ネットやテクノロジーの可能性に興味が湧いていた。

②会議を作るにあたってこだわったことはありますか?

◉ 野村: 模擬国連の活動がいかに有意義なものか参加者の皆さんに知ってもらいたい。

◉ 南:まずサイバー空間がどんなものかというのを想像して、それをきっかけにその可能性と恐ろしさについて考えてほしいという想いはある。

③今大会での楽しみは何ですか?

◉ 野村: 会議を客観視できるところ。他人にアドバイスすることで自分の模擬国連での経験値が上がるところ。

◉ 南:ニイナとお仕事ができること。そして、自分が興味のある問題について様々な学生がどんな議論をしてくれるのかが楽しみで仕方ない。

④フロントを一言で表すと?

◉ 野村:「みんな違ってみんないい」

◉ 南:「GO BANANA」

⑤最後に、意気込みをお願いします。

◉ 野村: 参加者の皆さんに参加してよかったといってもらえるような会議作りを心がけます!

◉ 南:Tack !!!! やるぞ!!

他己紹介

各フロントメンバーからディレクの印象や会議への意気込み、参加者へのメッセージ等

ディレクの印象

南さん:まず、全米団の先輩で、いろいろとお世話になっています。背はかなり小さいですが、芯のある人です。話しかけてみると面白い反応が返ってくることがあるので是非声かけてみてください。ちなみにですが、自称オタサーの姫らしいです。(相庭)

ニイナさん:かなりハちゃけた人で、ディレクとしては仕事が早くて頼りになり、時々面白い話をしてくれる先輩です。話してみたらわかるのですが、時々英語で話すことがあり、とにかく英語の発音がきれいで、帰国子女顔負けです(笑)(相庭)

会議への意気込み・参加者へのメッセージ会議への意気込み・参加者へのメッセージ

近年、中東での民主化運動やテロ(ISIL)が話題となっていて、サイバー空間の問題は密接にかかわっています。今回の会議で日常的に使われているITの問題について活発に議論されることを期待しています。(相庭)