United Nations Conference on International Organization
国際機構に関する連合国会議(サンフランシスコ会議)
議場
サンフランシスコ会議
:全体委員会(Plenary Session)
:第二委員会第二分科会(CommissionⅡ Technical committee Ⅱ)
:第三委員会第一分科会(CommissionⅢ Technical committee Ⅰ)
:第三委員会第四分科会(CommissionⅢ Technical committee Ⅳ)
募集人数
36人(18カ国・全ペアデリゲイツ)
会議監督
出口ちひろ (早稲田大学法学部3年)
副会議監督(議長)
松岡華乃 (早稲田大学政治経済学部3年)
議長
絹谷佳子 (上智大学総合グローバル学部3年)
秘書官
武藤祐佳 (東京大学教育学部3年)
高橋悠紀 (同志社大学商学部4年)
報道官
上野山時央 (青山学院大学法学部3年)
使用言語
日本語・英語/日本語/日本語(公式/非公式/決議)
国割り
| Arab Republic of Egypt (Pair) | Kingdom of the Netherlands (Pair) | Republic of the Philippines (Pair) |
| Australia (Pair) | New Zealand (Pair) | Republic of Turkey (Pair) |
| Canada (Pair) | People’s Republic of China (Pair) | United Kingdom (Pair) |
| French Republic (Pair) | Republic of Cuba (Pair) | United Mexican States (Pair) |
| Islamic Republic of Iran (Pair) | Republic of Ecuador (Pair) | United States of America (Pair) |
| Kingdom of Belgium (Pair) | Republic of Nicaragua (Pair) | Union of Soviet Socialist Republics (Pair) |
議題背景
世界中を惨禍に陥れた第二次世界大戦終結間際、連合国側だけが集められ新しい世界秩序の構築に向けて議論が交わされました。それが今回模擬するサンフランシスコ会議です。この会議では最終的に国際連合憲章を採択し、第二次世界大戦後の世界の国際協力体制を作りあげました。ダンバートン=オークス会議やヤルタ会談で検討された国際連合憲章原案をもとに、テーマごとの12の委員会に分かれて討議を行いました。米英ソ中4大国の内の特に米英ソはヤルタ会談で原案に関してほぼ合意に達していましたが、サンフランシスコ会議で初めて国際連合憲章に関しての議論に加わった中小国から様々な意見が出され激論が交わされたと言われています。
新しい国際秩序の根幹をなす国際連合の憲章を作るこの会議において、各国が目指す平和な世界とはいったい何であったのか。リサーチ段階から深く考察し、未来である今の視点から過去を見つめて頂きたいです。拒否権は果たして必要なのか、安保理の果たす役割とはそもそもなんであるのか、総会と安保理はどう違うのか…などなど、現在の国連とも向き合いつつ、当時各国が何を考えていたのかに思いを巡らせ、歴史を、未来を、再編成して頂きたいです。
会議作成理由
皆さんは、いつも「模擬」している「国際連合」についてどのくらい知っていますか?また、この組織がどのような背景のもと作られたか考えを巡らせたことはありますか?この問いにきちんと答えることができる模擬コッカーは一体何人いるでしょうか…?
今回模擬する「サンフランシスコ会議」を通して、国際連合という枠組みをより深く理解することはもちろん、現在世界が直面している国連の限界とも向き合ってもらいたく会議設計をしました。模擬『国連』をやっている以上その国連の設立の背景について知ることは大切ですし、今後の会議への糧になることは間違いありません。
「平和な世界の再構築」という共通のゴールを目指した1945年の会議当時の参加国の思考を正確にたどりつつ、「未来」を生きる一人の現代の人間としての視点も駆使することで国連という組織そのものと向き合ってもらい、さらにこの過程を通して、今会議のコンセプトである「価値観の相対化」と「国益の先を見据える」力を養っていただきたいと願い会議設計を行いました。この会議に参加することで、新しい自分や新しい模擬国連と出会うことができたら、なお嬉しく思います。
参考文献・URL
必読の2冊を紹介します!(^o^)/
①加藤俊作『国際連合成立史—国連はどのようにしてつくられたか—』有信堂高文社,2000 年
②瀬岡直『国際連合における拒否権の意義と限界』信山社2012年
会議テーマ
①「国益の先を見据える」
今までの模擬国連会議において、どのように考えたらこの世の中がより良くなるのかという「国際益」を考え目の前の問題と向き合おうとしてきた人は多いのではないでしょうか。会議監督の私もその中の1人です。しかしその度に、一国の大使として存在している以上越えられない「国益」という壁にぶつかりました。国益というものは果たして国際益を柔軟に捉え追求しようとする考えを阻害する存在で良いのか…。より良い世界にするために各国にはもう少し自国益に捉われず考えるべきことがあるのではないか…。と何度も自問自答をしました。
「国益の先に国際益があることが理想なのではないか」
とある先輩に投げかけられた言葉です。この言葉はつまるところ、国益というのは「その国が固執する自己中心的な価値判断に基づくもの」ではなく、「国益の先にどのような世界が待っているのかというところまで想像したうえで、逆算的に設定されるべきもの」なのではないかということを表しています。議題や論点にもよりますが、国益というのはその国の主観的考えに基づく国際益の具現化であるべきであり、その国際益に対する価値観が違うからこそ国益の対立が存在するのではないか…。私はそう考えるようになりました。今回の会議は、参加してくださるデリの皆様一人一人がその広い視点でリサーチをし、その深い考察の結果として国益を導いてもらえるよう設計しました。上記のことに共感してくださるデリの方大募集です!より良い世界を願う国際社会の一員としての視点や個性を上手く昇華できる会議になるよう願っています。
②「価値観の相対化」
人間は、良くも悪くも自分の経験や育った環境に基づく価値観に依拠して物事を潜在的に捉え考えてしまう生き物です。その本質的な価値観を変えることこそ難しいですが、自分の価値観がどのようなもので、そして決して絶対的なものではないということに気がつくこと自体に価値はあると考えます。視座を変え、相手の考えや思いに寄り添い、しかし相手色に完全に染まるわけではなくそこから浮き彫りになる自分の価値観を客観視する。このプロセスにより、あらゆる物事や人とより良い関係を築くことができるのではないでしょうか。この考えに共感・納得し、相手の本質を見極めつつ常に自分と違う考えや立場の人間に考えを巡らせる配慮をすることをいとわない人を特に歓迎します。そしてそこからさらに深く自分自身と向き合うことを私の会議に出ることで養い、その後の人生に活かしてもらえるようフロント一同頑張ります!
会議監督からのメッセージ
大学入学時の私は、国連についてよく知らないままこの模擬国連という世界に飛び込みました。国連がどのように運営されているのか、どの国がどのような国際問題を抱えており、国連がそれらの問題にどのようにアプローチしているのか…などなど、最初はこのようなことすら知りませんでしたが、模擬国連が教えてくれました。
ではここで皆さんに二つ問いたいと思います。
私たちが模擬している国連はなぜ設立されたのでしょうか
国連は今、いったいどのような役割や意義を担っているのでしょうか
この会議は前者の問いへの答えとなり、かつ後者の問いへの答えを模索するものとなっています。特に今まで1年以上模擬国連を経験してきた旧メン以上の方に参加して頂き、国連の設立経緯をたどり現在の国連の意義を問うことを通して、自分の模擬国連観を捉えなおし改めて国連と向き合っていただくきっかけになれば幸いです
会議コンセプトやこのメッセージを読んで、難しそうなことを要求する会議だと思ったかもしれません。しかし、この「サンフランシスコ会議」は、深い考察やリサーチを要求しつつも、会議戦略や交渉といった模擬国連の「ゲーム性」も堪能できるような設計にしました。なぜなら、私自身も自分の主張や文言をいかに有利に決議に乗せるか、どのように交渉したら納得してもらえるか、ファシリテーション戦略はどうしようかと考えているときのワクワク感が好きで、模擬国連の醍醐味だと思っているからです。
1945年に実際に採択され、皆さんが人生で一度は見たり、聞いたり、読んだりしたことがあるあの国連憲章を、そして皆さんが模擬している「国連」を、みなさんの手でもう一度作ってみませんか?そして歴史を再編し、未来の世界を導く体験をしませんか?一人でも多くの意欲ある参加者をお待ちしております。
キーワード
平和な世界を目指す、戦後処理、国際連合設立、歴史会議
交渉力がつく、論理的思考力がつく、戦略立てが楽しい
国選びのポイント
サンフランシスコ会議は、第二次世界大戦後の国際協力体制の方向性を議論する会議です。故に、この会議においては全ての国が当事者であり、各国は国際協力体制に対して違った見方を持ちます。各国にとって重要なことは、議論における勝利ではなく、綿密な論理形成と、相互理解をした上での妥協点の模索です。時代が故に、パワーバランスの差や各国の状況の差が大きい会議ではありますが、どの国になっても、性質の違いはあれ、「言いたいこと」、「できること」は等しくあります。
以下に大まかな国のスタンスを示します。
| 5大国
(アメリカ、ソ連、イギリス、フランス、中国) |
大国主導型・安保理中心的な機構構想を掲げる。
弱体であった連盟の経験を教訓にし、国際連合は強力で迅速で実効的な安全保障体制を備えなければならず、そのためには少数の大国に権限を集中することが不可欠であると考える国々。 フランスを除いた4大国はいずれもサンフランシスコ会議の招待国であり、ダンバートン・オークス提案の起草国である。 |
| 中小国
(オーストラリア、ニュージーランド、オランダ、イランなど…) |
平等主義的、民主主義的な機関とのバランスを重視する機構構想を掲げる。
「国連の民主主義」は担保されるべきであり、特定の大国に権力が傾く機構には反対する国々。サンフランシスコ会議で初めて新国際機構への議論に加わる。ゆえに、大国主導のダンバートン・オークス提案に自国の主張を反映させていく使命を持っている。 しかし勿論中小国も一枚岩ではない。大国主導型・安保理中心的な機構構想を消極的ではあるが、受容しつつある国も存在する。 |
| ラテンアメリカ諸国
(ニカラグア、エクアドル、キューバ、メキシコ) アラブ諸国 (トルコ、エジプト) |
平等主義的、民主主義的な機関とのバランスを重視する機構構想を掲げつつ、加えて、地域主義を主張する。
地域主義とは、地域機関や地域的取極が国連の集団安全保障体制の中で自治権を獲得することを目指すことである。 サンフランシスコ会議で初めて新国際機構への議論に加わる。ゆえに、大国主導のダンバートン・オークス提案に自国の主張を反映させていく使命を持っている。 |
こんな人におすすめ!
| 5大国 | 今会議のホスト国(フランスは異なるが)であり、大国であるので、一挙一動に影響力を持つ。しかし、今会議の性質上、成果物は中小国との対話の下で作成されたものでなくては意味がない。
故に、戦略的な会議行動をとりたい人、リサーチ段階で徹底的な論理武装に努められる人におススメ。 |
| 中小国 | 理想を唱えつつも、しっかり現実も見えている。当時のパワーバランスを理解しつつも、民主的な新国際機構設立に向け、圧倒的力を持つ五大国に挑んでいく。
国連の在り方に真正面から向き合い深い考察をしたい人、クリエイティブで柔軟な発想で議論をしたい人におススメ。 |
| ラテンアメリカ諸国
アラブ諸国 |
国連だけで本当に問題は解決されるのか?
現実が見えているが故、国連に対して批判的な一面をもつ。 物事を批判的に思考し、うまく妥協点を見つけていくのが得意な人におススメ。 |
自己紹介
出身:福岡県福岡市
大学:早稲田大学法学部3年
専攻:民事訴訟法
所属:模擬国連早稲田研究会 老メン
趣味:音楽やDVD鑑賞・旅行・美味しいものを食べること!
みなさんこんにちは!サンフランシスコ会議で会議監督を務めます出口ちひろです。最近はもっぱらお散歩にはまっています(笑)。会議設計や諸々に関して色々と考えが煮詰まると、家の近所をフラフラと歩きまわり気分転換をしています!
さて、模擬国連の全国大会が初めてという方にも2回目以降の方にも、この場を借りてお伝えしたいことがあります。それは「全力でぶつかった先には必ず成長がある」ということです。私が過去に2回出た関西大会はどちらも全力投球でした。もちろん反省点もたくさんありましたが、それも含めて自己の成長に繋がったと感じていますし、全力でぶつかった分だけ人生の糧になったと感じています。
今回のサンフランシスコ会議にも全力でぶつかってきてくださるデリの方がいらっしゃったらとてもうれしいです!フロント一同全力でサポートしますのでどうぞよろしくお願いします!
ディレクにとってのもぎこくとは?
①模擬国連を始めたきっかけは何ですか?
元々別のサークルの新歓に行っており、そこで知り合った友人が模擬国連の存在を教えてくれたことがきっかけです。その後初めて出た「安保理改革」の会議がとても楽しく本格的に活動に参加するようになりました!その「安保理改革」は、今回のサンフランシスコ会議を考える上での助けになるものですので興味のある方は色々調べてみるといいかもしれません。
②印象に残ってる会議と、その理由を教えてください。
印象に残っている会議は2つあります。
一つ目は、旧メンの最初にやった強化会議(「リビアへの対応」)です。この会議は私のことをデリとして成長させてくれたとともに、安保理の持つ機能や果たす役割についての良い勉強をさせてくれたからです。また、今回会議設計をする上でも原点となった会議と言えます。
二つ目は旧メン最後に出た「非承認国家会議」です。私の模擬国連観を形作る非常に重要な会議でした。国益とは何か、国際問題の解決とは何かということとじっくり向き合うことができ、たくさんの学びと反省を得た素晴らしい会議でした。
③個人的に関心の高い分野・ジャンルは何ですか?
発展途上国の子供の教育や、衛生面での援助に興味があります。将来機会があればアフリカなどの発展途上国に行き、実際に支援活動を行いたいと思っています。
④あなたにとって模擬国連の意義とは?
私にとって模擬国連とは、新しい知識を得る機会であり、自己表現の舞台です。
一国の大使という役割を演じることで日常生活では出すことが難しい自分の側面を出せることがとても楽しいです。そして模擬国連をしていなければ身に付かないような知識を得られましたし、勉強の励みにもなっていると感じています。
⑤模擬国連をやっててよかったことは何ですか?
非常に通り一遍な回答になりますが、パブリックスピーキング能力や文書作成能力などいわゆる模擬国連の新歓で説明するような能力がついたと感じています。また、人の話を聞いて論点を整理することが上手になったかなと思います。
しかし、色々と書きましたがやはり一番よかったことは、たくさんの素敵な仲間・先輩後輩と出会えたことです!
今大会について
①今回、会議監督をやろうと思った理由はなんですか?
正直なところ、新メンの時からずっと会議監督にあこがれていたというのが一番大きいです。ですが今回会議監督を引き受けたのは、私の会議に出てくれるデリの方に伝えたいことが見つかったからです。大きく伝えたいことはコンセプトに込めています。また、自分たちが新歓した後輩たちがどのように成長しているのか見守りいたいという気持ちも大きかったです。私の会議に出ることで私からのたくさんのメッセージを感じ取ってくれたらうれしいです。
②会議を作るにあたってこだわったことはありますか?
サンフランシスコ会議は実際に史実に存在する会議ですので、その史実にどれだけ沿えるかを追求しつつ、加えてどれだけ「模擬国連」的な要素を入れ込めるかという所に腐心しました。また、深く思考できる会議にできるようにこだわりました。
③今大会での楽しみは何ですか?
やはり最後の会議飲みですかね(笑)というのは冗談で、「サンフランシスコ会議」は国連憲章を作る会議ですので、今回どのような国連憲章が最終的に作られるのかが一番楽しみです!そしてデリのみなさんがどのように成長を遂げていくのか見るのもとても楽しみです。
④フロントを一言で表すと?
『自由』
これは決してフロント全員が自由人というわけではなく(笑)、Freedomという意味での自由です!ディレクだから、チェアだから…といった縛りをとっぱらい、思ったことを自由に意見し合って会議準備をしてきましたし、していく予定です!責任をもって役割を全うしつつも、みんなで仲良くfreedomな空気を作り出す、本当に自慢のフロントです!
参加者の皆さんも含め『サンフランシスコFamily』になれるような会議を目指していく上で、最高のメンバーがそろっていると自負しています!
⑤最後に、意気込みをお願いします。
参加者のみなさんの貴重な夏休みのひと時を充実したものとしてもらえるように頑張ります!記憶に残る会議となれば幸いです!私の2年半に渡る模擬国連活動の集大成として作るこの会議が成功するよう願っています。
他己紹介
各フロントメンバーからディレクの印象や会議への意気込み、参加者へのメッセージ等
ディレクの印象
副ディレク 松岡華乃
「デキ女で、裏でいつも一生懸命に頑張る努力家です。気遣い屋さんで輪の中心にいる人なイメージ!あと、ノリが良くて面白い!しかし、わせけん四天王の1人で恐るべき存在。キレるとパワーアップ(゚Д゚;) こんな恐ろしい一面もありますが(笑)、基本的に優しくて可愛い女の子ですー! このフロントの中で1番付き合いが長いですが、私にないものを沢山持ってて尊敬できる人です!」
チェア 絹谷佳子
「何事にも一生懸命で、とことん追求していくそんな真面目なイメージがありますが、そんなディレクが見せる笑顔は本当にかわいいです!」
セク 武藤祐佳
「抱擁力バツグン。話すと温かい気持ちをもらえる頼れるディレクです!」
プレス 上野山時央
「いつも元気いっぱい!だけど繊細な部分もある…まるで少女漫画の主人公のような紹介ですが、しっかりと僕らフロントを導いてくれる頼もしい存在です!」
会議への意気込み・参加者へのメッセージ
副ディレク 松岡華乃
「知識を得て、考えて、答えを見つけて、それを議論して…本当に模擬国連って楽しい!って思いますよね!模擬国連大好きなフロント陣が作る会議が楽しくないわけがない!?皆さんお待ちしてまーす!」
チェア 絹谷佳子
「今会議は、スローガンからも分かるように国連の基盤を考え、国連を作っていく過程を模擬する会議です。何を求めて人々は国連を作ったのか、また何が求められているのか。そんなことを考えられる会議です。この会議では、正解を探すのではなく事実を客観的に捉え、考えることを怠らない、そんな参加者を募集しています。国際益、国連そして自分自身を異なる視点から見つめ直す機会を皆様に提供出来ればと思います。」
セク 武藤祐佳
「皆さんが関西大会で存分に頭をひねって素敵な3日間を過ごせることを願っています!」
プレス 上野山時央
「普段みなさんが「模擬」している国連の、そもそもの存在意義について考えたことはあるでしょうか?
この会議ではその答えを模索するとともに、国益の先を見据えた議論が行われることを期待してます!」
Photo : United Nations Photo