2/28~3/2に、京都研究会の春会議が行われました。
新入生(未来メン)を迎えるにあたって、新メンの会議能力を十分なものにする、というのがこの春会議の主な目的でした。 また、この春会議には京都研だけでなく神戸研究会や北陸支部からの参加者も多数来ていただきました。
議題は「Representation of China in the United Nations 国際連合における中国代表権問題」、日時は1966年の設定です
詳しい会議設定はこちらをどうぞ↓ 2014年度日本模擬国連京都研究会 春会議会議紹介 1日目の議論は、議論のための議論となりました。 中国代表権問題をどのような問題として扱い、どのように解決を図るかという議論が展開され、日本大使やソ連大使などが主張をぶつけあいました。 国府側の日本大使やイタリア大使の尽力により、中国代表権問題は承継問題などの既存のアプローチではなく、固有のアプローチがなされるべき、という結論になりました。 1日目は発言する大使が限定されてしまい、より多くの大使が発言するよう促すスピーチも見受けられました。 この記事を書いている私も議論が終わってから気づいたのですが、この「議論のための議論」によってこの会議の流れはほぼ決まっていました。 にもかかわらず、その重要性に気づかない、また根拠を示した主張ができないがために発言できない大使が多数いたのです。
2日目は、国連のあり方や加盟国の条件についての議論がなされました。 適宜グループで作戦会議をはさみつつ、議論が進んでいきます。 議論の進行役、ファシリテーターとしてインド大使が議場をまとめます。 議場のランチタイム! そして全体の議論がひとまず終了、DR(決議案)作成に移ります! 既に前回までに提出され、史実では5年後に可決されるアルバニア決議は、議論の内容と合致しないため提出できなくなってしまいました。 ディレクのチェックを経て、西側諸国、アフリカ諸国、イタリアのDRが提出されました。 2日目の会議終了後には懇親会も開かれました!
そして最終日3日目、DRの修正版であるAM(アメンドメント)提出に向け文言交渉が盛んです。 交渉は時に多人数での討議であり、時に真剣な1対1の対話でもあるんです…! その結果、西側諸国とアフリカ諸国のコンバインAMとイタリアDRが投票にかけられました。 非同盟諸国のキラーアメンドメントとイタリアのAMは体裁やスポンサー不足で提出できず… 投票の結果、決議案が2つとも可決されました。 特にコンバインAMは全アフリカ諸国の賛成を得られたことで、圧倒的多数で可決。 その内容は中華人民共和国がオブザーバーとして参加し、今後も代表権問題が委員会などで議論されるべきというもの。 情勢とは裏腹に、国府側に有利な結果となりました。 会議の後は、レビューで今会議の振り返りです。
今会議で国府側の勝利をほぼ決めたのは、「議論のための議論」で中国代表権問題を「固有の問題」としたことで、国府側に有利なシナリオに持ち込んだことでしょう。 私を含め中共側の新メンは、日本大使やイタリア大使の主張に反論できず、口数が少なくなってしまいました。 また、新メンはまだまだ発言が少ない、論理立てが甘いなど、未来メンを迎えるに十分とはまだ言えませんでした。
新メンとして最後の会議で、先輩方の会議行動から多くのことを学び、改善すべき点が見つかったことでしょう。 新メン共々、後輩を迎えるために奮励努力いたしますので、これからもよろしくお願いします。
今会議のアワードは、豊富な知識と論理力で終始議場をリードした前会長の日本大使がベストデリゲートとタスク賞を両取り!流石です! 恒例のフロントプレゼント! 今会議に参加して下さった皆さま、見学に来てくださった皆さま、ありがとうございました!