模擬国連用語集
WP(わーぺ)
Working Paper(ワーキングペーパー)の略です。その名の通り、作業文書。つ
まり模擬国連会議を行う上で交渉や決議作成といった作業のために活用する資
料・主張などをまとめたものです。形式は自由で、個性と実用性に富んだWPを使
えばもう貴方は立派な大使です。(注)実際の国連会議にはWPというものはありません。

DR(でぃーあーる)
Draft Resolutionの略です。決議の草案のことですね。国連会議では、決議を採
択することが一つの目標となります。その下書きが、DRです。WPと違って、形式
や提出条件が厳しく決められています。

メモ
メモです。会議中にこっそり交渉したい時、各国大使が公式発言をしていたら席
を立つことが出来ません。そんな時にはいらない紙に用事を書いて回してもらい
ましょう。しかし、回している間に他の大使が閲覧することもあり得ますから、
あまり恥ずかしいことは書かないでね。

プレスリリース
報道のための文書です。実際の国連では、会議の重要な点や発言をまとめて作ら
れています。模擬国でも前の会議をざっと振り返るために作られたり、全国大会
では他の会議の様子を知るために配られたりします。プレスに載れるような大使
になりたいものですね。

コーカス
公式なスピーチが会議の基本ですが、実際本音で国益をぶつけ合うことはスピー
チでは出来ません。コーカスは、会議を中断して自由に交渉するための時間で
す。ここでは、各国の本音が聞け、思わず熱くなってしまうことも。

深夜コーカス
深夜にやるコーカスです。いつの間にやら朝がきていることもしばしば・・・。
僕が一年生の頃は、これが大嫌いでした。
今は、結構好きです。でも体調には気をつけて。

フォーマル(公式討議)
主に各国がスピーチをする時間です。現実の国連でもスピーチは議事録に載せら
れ、全世界に発信されるので、誤解を招くような表現、失礼な発言などは出来ません。
流暢で軽やかなスピーチは大使に安らぎと安心感を与え、荘厳で正義感に溢れる
スピーチは会議をも左右することでしょう。

インフォーマル(非公式討議)

公式発言では順番にスピーチをしますが、順番が回ってこない!というせっかち
さんのために、挙手をすれば発現できる、という時間があります。それがイン
フォーマル。上手く使えば会議の時間短縮になり、自国のアピールも出来ますね。

PV(ぴーぶい)
Verbatim Records(議事速記録)のことです。公式発言をそのまま原稿に書き下
ろしたものです。実際の国連会議のPVは貴重なリサーチ資料になります。国連総
会本会議と第一委員会はPVが発行されています。ちなみにPはproceedingのことです。

SR(えすあーる)

Summary Record(議事要録)のことです。 PVと違い、スピーチが要約してありま
す。こっちも貴重な資料で、国連総会第二委員会〜第六委員会はSRが発行されています。

Motion(もーしょん)
会議中に提案を行い時は元気よく、「モーション!」と言います。提案のことです。
モーションと言った後、提案の具体的な内容を英語で言います。
具体的な提案の中身としては、インフォーマル(非公式討議)をとりたい、とか、
WP(わーぺ)を配布したい、といったことです。

議長(木槌)
議長は会議の円滑な進行を司るカッコいい役職です。模擬国では中立的な立場で
会議を進めていきますが、実際はそうでもないようです。木槌は議長な武器であ
り、アイデンティティーでもあります。かっこよく木槌を叩けば自己満足に浸れます。

会議監督(ディレクター)

会議をプロデュースする人です。BGという会議の入門書を執筆し、国割を作成
し、会議の論点を決めるという重要な役職です。

模擬コッカー
模擬国をやっている人のことを通称こう呼びます。自分を模擬コッカーだと恥ず
かしげもなく言えるようになれば、もう貴方は模擬国連に染まっています。

Meeting
会議を区切る単位です。1stMeeting 2nd・・・という風に続いていきます。

デリゲート
大使のことです。自国のために、動きます。その背中には、無数の民の思いがぎっしり。

ワーキンググループ
作業グループのことです。大人数で全ての論点を扱うのが困難な時などに、論点
ごとに設定され、各グループを代表した数名が話し合うのです。

アクター
行為者です。模擬国では主に大使のことを指します。
会議では、どういうアクターが自国の利益になるか、しっかり認識し、
上手く会議全体を見通していくことが、一人前の大使に求められます。


作成協力: 青木純平(前会長)