模擬国連では、参加者はまず自分の担当国が充てられます。担当する国が決まり次第、各自が「参加する会議で扱う問題」、「国連における今までの審議の成果とその課題」、「担当する国の過去の政策」といった点についてリサーチをし、自国の政策を立てていきます。そして実際の会議では、それを基に演説や他国との交渉や議論を行い、会議の意思決定の下地となる決議案を作成していきます。最終的には、担当する自国の国益を追求しつつ国際社会にとっても有益であるような決議案を投票にかけ、決議として採択します。 この活動では、参加者は話し合う議題や担当国の情勢についての理解を深めるだけでなく、政治力学を学びながら対話の可能性とその限界を実感することができます。また同時に、多国間外交や国際関係、そして諸問題の変遷などを体験的に学習することになるため、最終的には個人に物事の多面的な見方を要求することになります。現代の複雑な国際政治の仕組みを理解するためにも、そしてそれらに寄与する諸問題に対して有効でかつ包括的な解決策をみつけるためにも、常に様々な見方をすることが望まれます。これからの国際社会で活躍するとき、この活動は個人にその下地となるものを提供してくれることでしょう。 それでは皆さん、国際連合のとある小さな会議室でお待ちしております(*^−^)b